2009年7月 9日 (木)

ダブルワークは国を滅ぼすか?

 テレビニュースで、ダブルワークに関する話題を目にしました。

 会社に正社員として勤める人でも、残業が少なくなって、もしくはベースとなる給料も下がっている昨今の情勢。その中で、空いた時間や休みの日に別の仕事を持ち、それで収入を補填するというのが、ダブルワークというんだそうで。

 

 そのニュースの中では、実際にダブルワークを余儀なくされている家庭を取材し、収入額の具体的な数字も取り上げながら、実態(かどうかはわかりませんが、少なくともその家庭の状況)を伝えておりました。

 大変なことです。もう一つ仕事を持つなんて。

 

 これもまた、人間の労働を時間軸にしか考えない世の中の風潮の、悪い方の面がハッキリと出ているものだと私は受け取ります。なぜなら、労働の質という面に着目すれば、正社員にとっては会社にいない時間こそが勝負だからです。

 休養するにせよ、別のことをして自分という人間の質を高めるにせよ、会社にいない時間というのは、会社における労働の価値を維持し、そして高めるためには極めて貴重なもの。その貴重な時間を、単純にその場の必要性から換金せざるを得ない状況というのは、その人にとってはかなり危険なものと言えるはずです。

 

 日本の生産そのものがしかるべき価値を生み出さなくなっているという事実。だから「頂けるもの」で生活が維持しにくくなっているという状況。ここにも沈みゆく日本の姿が透けて見えてきます。

 

 ただ、ニュースの例は、かなり極端なものを取り上げた模様。

 その中では、具体的な収入の数字として

 

乳児も含めて子供が2人、妻は子供が小さいため働けない

残業が8万減って、手取りで月15万

その中からマンションのローンが月8万円

…って話なんですけど、それは元々が無理やて……。

 例え残業があったとしても23万しか手取りがないなか、住宅ローンが8万というのは多すぎる。どういう事情かわかりませんが、家庭としてのリスク管理に疑問が生じますね。
 是非一度FPに相談することをお勧めいたします。出来ればこういうケースになるなら、マンションを買う前に相談した方がいいですね。

 あくまでも、この数字が真実なら、ですが。テレビのことなので、その辺はよくわかりません(苦笑)。

 

 

 更に言えば、「ダブルワーク」という概念自体は、もともと生活苦から2つの仕事を持つということを差すものではないようですね。

 休みの日の趣味の延長とか、自己実現のための活動でたまたまお金が頂けるとか、2つめの仕事の方が本当にやりたいことで、それを継続するために正社員として平日に働くとか、そういう前向きなものを差していたということは、調べてみるとうかがい知れます。

 

 そう言う意味では、そもそも私が目にした報道自体が、的外れというか大衆迎合的というか、いずれにしても出来の悪いものだったということなのかも知れません。

 まあそうは言っても、心配な内容であることは間違いないので、こうして一応突っ込んでおきます(苦笑)。

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2009年7月 6日 (月)

日本の事情に疎くて…(苦笑)

 週初め。
 原油価格が急落し、円高が進んでおります。

 一方で、日銀支店長会議。景気判断は楽観的な方向に修正されたようです。

 

 どう進んでいくのか!?日本経済。

 

 いまニュースを見ていたら、記者会見の映像が流れていました。
 その中では、

「春にかけて急激に収縮したものがリバウンドしている。」

 

 最近、日本株を全然取引しなくなりましたので、株価がどうなっているのかあんまり把握しておりません。

 しかし…生活している範囲では、「リバウンド」したという実感が一切ないんですけどねぇ。

 

 最近、またある人と話をする機会がありました。

 30歳前後。正社員ではないけれど、仕事は週5日でちゃんとあって、生活には困らない。
 何よりも、会社がちゃんとしていて年金は厚生年金。その他社会保険も完備

 

 仕事としてはこういう「幸せ」が、結構大事なんじゃないかと、そんな話をしておりました。

 

 東京都議選が始まり、周囲は街宣車でやかましくなり始めました。
 衆議院選もすぐですなぁ。

 いずれも、おかしな結果にならないことだけは、祈りたいものです。

 

 今回は特段の新ネタがないので、徒然なるままに。
 短いですが、このぐらいで。木曜までには、何かネタを探しておきます。

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2009年6月29日 (月)

経済的家庭崩壊

 わけあって、家族ということについて考えることが、最近多くなっております。

 考える、と言っても、このブログで取り上げるわけですから、抽象的な家族論ではなく、極めて経済的な家族論

 

 先日、ある働くお母さんとお話をする機会がありました。

 子供がもう何歳で、保育所を確保するのが大変で、旦那さんとの家事や育児や保育所への迎えの分担がどうのこうのと…

 大変すぎます!

 本当に、考えなければならないことが色々あって、人に頼らなければならないことも沢山ある。

 更に困るのは、そんな厳しさを乗り越えないと、経済的に成り立たないということです。簡単に言えば

 二人で働かないと、とてもとても…

 

 よく、政府が何かのモデルを立てるとき、前提とする家庭の姿に

妻は専業主婦で、子供は2人

というのがあります。

 しかしですね、考えても見て下さい。皆さんの周りの家庭を見てみて下さい。

 そんなものはいまや最高の贅沢ではありませんか?

 そもそも「妻が専業主婦」じゃ、経済的に家庭が立ちゆかない。子供1人で共働きでも、老後まで考えたら大変だという家庭ばっかりなんですけど、私の周りには。

 

 正確に調べたデータを見たわけじゃありませんけど、「妻は専業主婦で子供が2人」なんて家庭がどれだけあるのか。地方と都市部でどれだけその比率に差があるのか。その辺はちゃんと調べて明らかにしてもらいたいもんです。

 そうでなければ、現状に対する判断を誤ります

 

 昔は、女性が働くこと自体がそもそも「特殊」なことと考えられていました。労基法上様々な制限があったのも、根底には母性保護というよりも

何も女性が無理して働かなくてもいいじゃん

っていう考え方があったことは間違いない。もう皆さん忘れているでしょうけど、ちょっと前まで女性は夜に働くことはまかりならず、働ける職種も細かく制限されていたわけですから。

 

 しかし今や、女性が無理して(かどうかはわかりませんが)働かなければ、生きていけない状況が、一般的になりつつあるんじゃないでしょうか。

 

 うちは「無理して」ってのが嫌なんで、夫婦それぞれで適当に働きながらやってますけど、子供はいません。子供がいたら、やっぱり同じように時間空間的な困難と経済的な困難が、同時に押し寄せてくることでしょう。

 女性が働くことが「社会進出」っていう観点で語られる時代は、とうの昔に終わりました。
 なぜそうなったか。

女性が働かなければ生きていけない時代になったからだと。

私はそう考えます。 

 

 なぜこんなことになってしまったんでしょう?

 

 話は簡単で。要するに日本ないし日本人に、経済的余裕がどんどんなくなってきているということ。家庭の中で働き手が一人では、立ちゆかない。一人では、専業主婦(主夫でもいいです。同じことです)と子供二人を養うような収入は、得られない世の中になってきていると。

 一人ひとりは一つの企業に勤めたりして生きていますから気づきにくいのでしょうが、実はみ~んなそんな状況に陥ってるんじゃありませんか?

 100年安心とか、専業主婦に子供二人とかいう、まやかしばかりがはびこる世の中がこのまま生き残っていけるとは、私にはとても思えません。

 

 これは私の持論ですが、カツカツで共働きをしなければならないような社会は、非常に危険です。

 だって、誰が子供の面倒を見るんです?誰が子供を育てるんですか?

 いまの世の中、教育の危機とか言われて、教える側と教わる子供の親とが対立しがちなようですが、その問題も家庭が経済的にどう生き延びていくのかということと、無関係には語れないと思います。

 

 この問題は、日本の中だけで考えていてもダメなんです。日本自体が「稼げる国」にならなければ、企業が儲からない。ひいては家計も潤わないから、共働きを余儀なくされる。

 でも、世界の中で日本が「稼げる国」になるための指針は、それを使命としているはずの人たちからは全く示されておりません。

 今年の後半は、こうしたことが喧しく議論されるハズなんですが…果たして身のある議論になるのかどうか。ここまでの話の流れでは残念ながら、全く期待は出来そうにありませんなぁ。

 

 どうなるんでしょ?本当に…

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2009年6月25日 (木)

ささやかだからこそ、無駄には出来ませんよね?

 世の中は、そろそろボーナスの季節。

 2~3年前なら、この時期の日経新聞には、様々な投資信託とか証券会社の広告が満ちあふれて、ボーナス資金の争奪戦が行われていたもの。その量の多さもさることながら、種類においても新興国関係とか、どっか遠くの国の通貨建ての債券とか、結構「冒険的」な商品が多く紹介されていたような気がします。

 

 それを考えると、いま、そうした広告は本当に少なくなっていますね。

 

 今朝の朝刊では、いわゆるグロソブの全面広告があり、1枚めくると別の証券会社がやっている、よく似た債券型の投信の広告が出ていました。通貨リスクがあるとは言え、例えば新興国株式の投信に比べればリスクは低いもの。いまは、本当にこういうものしか売れないのかも知れませんね。

 

 いま、チャンスがあるのはそこじゃないと思うんですが(苦笑)。

 

 私も、実はグロソブ持ってます。でも、よくある積み立てとかはしていません。
 銀行のATM手数料を無料にするために、口座に資産をある程度積まなきゃならないので、どうせ積むなら預金じゃつまらないから、債券型投信にしようと。そのぐらいの「おつきあい程度」ですね。

 「リスクを抑えた投資」というのは、このグロソブのうたい文句。しかし、当然リスクを押さえた分だけ、リターンは当然控えめですよね。
 ちょっと円高に振れれば、含み益はあっという間に吹き飛ぶということを、ここ一連の金融危機の間に多くの方々が認識、というか初めて知ったのではないでしょうか。

 私は、長期的には円高になどなりようがないと信じているので、そのぐらいでは慌てません。しかし、一連の混乱の中で、リスクの低いグロソブまでも恐くなって処分しちゃった方が、結構いらっしゃるという話も聞きます。

 「なんだかなぁ~」という感じですね。

 

 ほぼ全てが一度リセットされた今こそ、人が目を向けないものに興味を持ち、そして挑戦するチャンス。

 これは決して、今の価格が一時期よりも安いとか、そう言うことではありません。
 今なら、おかしな広告宣伝のうたい文句に惑わされることなく、ある意味冷静に、また一方では自分の本当に買いたいもの、本当に信じるものを中心に、検討を進めることが出来るんじゃないかと、そんな風に思うわけです。

 

 情報は、その場に溢れんばかりにあると却って良くない。ない中で、自分で探し出した情報こそが、信じるに足りる価値を持っている。

 これが私が、情報とかチャンスとか、そういうものに対して持っているイメージです。

 

 もうすでに、世界は動き出しているようですから、勉強とか情報収集にかける時間は、それほど残っていないのかも知れません。
 この不景気で、量的には多くのケースで減ってしまったとはいえ、ボーナスという「きっかけ」があるこの時期に、少し頑張ってみるのもいいのではないでしょうか。

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2009年6月22日 (月)

一服感? 満腹感?

 先週1週間は、世界の市場で株価が奮いませんでした

 悪い材料もこれと言ってなかったはずなのですが、いい材料は冷静に考えればより一層見つけるのが難しいという現実は、実は変わっていないはず。ですから、正確には奮わなかったと言うより、歩調を揃えて前へ進んでいくその過程で、ちょっと一息入れてみんなで周囲をグルリと見渡すような、丁度そんなタイミングになったものと考えるべきなのかも知れません。

 

 私、このタイミングで投資信託を買い増してしまいました…。見てませんけど、多分買った分は手数料以上にマイナスになっているのではないでしょうか。

 私の場合、ここにも何度か書きましたが、「タイミング」は余程の材料に基づくものでない限り「考えない」、つまり、金があれば買うし、金がショートすれば売るという言わば「自然体」で行くことにしています。そうでないと

タイミング間違えた!

…っていう残念な気持ちを、いつでも、そしていつまでも抱えてしまいますから。

 実はそれって「間違えた」わけじゃなくて、何もわかってないだけなんですけどね。
 そこまでの研究はしていないのに、わかった風に思ってしまうのが恐いところです。

 

 爆上げしていたインド株投信も、さすがに一服しているようですから、全体的な資産規模も少々縮まっております。そんな数字を見るにつけ、

ちゃんと実業で稼がねば(笑)

という思いを新たにします。
 「汗水流して」という言い方は好きではありませんが、タネ銭は自力で稼がなければ、花も実もつきませんからね。

 

 ところで、この春のラリーで結構儲けた短期筋の方も、それなりにいらっしゃるのではないでしょうか。これだけ急な上がり下がりがあると、その筋の方も出番が多すぎて悲鳴が上がる状況だったんじゃないかと、推察しております。

 そうした皆さんにとっては、株価が一服と言うより

もう満腹って感じ?

 

 いやいや、下がれば下がるで、今度は売りまくって儲けようとしている方も、これまた相当数いらっしゃるのかも知れません。

 

 

 そんな風に思えば思うほど、私のような一般市民は、そんな流れに乗るのは素人には無理だと割り切ることも出来ます。

 

 頑張って働いて、投資信託の残高や種類が増えていくのは、預金よりも楽しいものですよ。何に使われているのかよくわからん銀行預金に比べれば、資金の行き先がよりハッキリしてますから。

 

 そんなチャンスが訪れるときに備えて、色んな投信のパンフレットを見るのが楽しみになれば、あなたも投信の達人になることが出来るでしょう。

 

 私も達人になれるように、色んな情報を手に入れる。いまはそんなときなのかも知れません。

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2009年6月15日 (月)

曖昧な方がいいこともある…

 突然ですが、私のもとにもねんきん定期便が届きました。

0906151

 単に確認用の加入実績が記されているだけではなく、

「これまでの加入実績に応じた年金額」(想定される金額)

「(参考)これまでの保険料納付額」

という記載があるのが特徴です。

0906152

 金額が出てしまっても構わんのですが、一応個人情報ということで(笑)。

 

 一見すると、色んな情報がとてもわかりやすくなったように感じられます。
 恐らく、年金制度への納得と、国民年金の納付率低下に歯止めをかけることを目的に、こうした記載を考えついたんだと思います。

 

 しかし……ここまで来ると完全に、「年金不信論」の土俵の上に乗っけられてしまっていますね。

 

 国の建前は「国民皆保険」であり、民間の年金保険じゃないんですから、そもそも「いくら払っていくら返ってくる」という発想をさせちゃあいけないはずなんですけどね。
 こういう数字で損得勘定をはっきりさせては、逆に「もしも」の時の総スカンを防ぐことが出来ないでしょう。

 その「もしも」の場合とは…

 一つには、給付額の引き下げ

 もう一つには、増税による年金負担の実質増

 

 後者はすでに実現してしまう可能性が相当程度あるわけですが、ここまで「もらえる額」がハッキリしてしまい夢(と言う名の錯誤)がなくなってしまえば、増税への納得も得づらくなるのではないでしょうか。

 

 と、ここまで考えれば、「引退世代の年金を現役世代が負担する」などというものの考え方が、かつてはともかく今の世の中では受け入れがたい、という結論に行き着くのではないでしょうか。

 私は、ものの考え方として「全額税負担方式」を支持しているので、余計にそのように考えがちなのかも知れません。

 

 年金の将来、皆さんはどうお考えですか?
 自分が(アテにならない年金に替わって)何をどう備えるか、ということとは別に、一人ひとりが思いを巡らせるべき問題だと、思っております。

 なんせ、問題になる「金額」があまりにも莫大ですから。
 箱物行政がどうだなどという話とは、比較にならないぐらい重要な問題なんじゃないでしょうか。 

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2009年6月11日 (木)

一層心の強さが求められそう

 すでに今朝の便で、東京に帰ってきております。

 見た目には、何も違いを感じない香港の街。ですが、新聞を見ると生活ローンの広告が増えているような気がしますし、失業関係の記事なんかも目にしますから、やはり生活という意味では負の変化が起きているのかも知れません。

 そんな、金融不調の影響をまだ受けつつある中で、やはり興味は相場がどうなるかということ。

 私が香港に着いた、月曜朝の新聞の経済1面の見出しは、こんな感じでした。

0906111

 今週の相場の見通し。ハンセン指数は19000ポイントにも達するという、楽観的な内容のものです。

 見出しの上の「ブル」も、大いに盛り上がっちゃってますよね。

 

 しかし……月曜日の相場は、世界的に結構な幅の下落。週明けの見通しは見事に裏切られた格好となりました。

 で、同じ新聞の経済1面の見出し。

0906112

 今度は、「ブル」がやられちゃってるよ…

 記事のトーンも「やっぱり、まだダメなんだよ~」みたいな、一転して超悲観論

 何事においても、振れ幅が大きいのがこちらの人たちの特徴ですが、それにしても反応が極端ですね。
 日本の新聞なら、こういうときでも「上がる方」と「下がる方」の両方の情報というか観測を併記して、記事としてのバランスを取るもの。しかし香港では、新聞記事も市民と一緒に大きく一喜一憂するようです(笑)。

 

 楽観と悲観のはざまにあるのは、私たちだけではないようです、どうやら。

 

 結局市場は、火曜日以降は戻して推移し、やられそうになっちゃったブル君もホッと一息!?

 しかし、インフルエンザ問題もあることですし、来週以降はまだまだ予断を許しませんね。

 落ち着いて推移を見守りたいところです。

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2009年6月 8日 (月)

必要なのは「大胆さ」と「余裕」

 これから、香港に向かおうとしています。

 結局、先週末も更に円安に振れて、とても残念なレートで日本円を持ち込むことになりそう。これまでの経験則上、私が香港に出かけ、日本円を銀行で香港ドル口座に入れた瞬間から、円高に潮目が変わることになっております(苦笑)。

 今回もそうだったら、怒るで、ホンマ

 

 香港ドルを何に使うかといっても、いま使い道=投資先には少々苦慮しております。

 ここしばらくの世界的株高(除く日本)で、普通に買える投資信託で魅力を感じられるものが今ひとつ見あたりません。
 判断の基準が「値頃感」になっているのがマズいという気もするのですが、ここ1ヶ月で5割上がったインド株投信とか、買い増すのには少々の躊躇があります。

 香港市場の個別株も、チェックしていたいくつかの銘柄は、どれもこれもこの3ヶ月でほぼ2倍に上がっています。

 そんなものを買って、更に上がるという確信を持つほど、私はまだ勉強が行き届いておりません。おまけに経験上 私の場合は大抵、そういう銘柄は買った途端に下がってますし(泣)。

 

 

 商売の世界の格言に、

 底で買うな、天井で売るな

というものがあるそうです。

 

 これは単に、株の世界での売り買いのコツを示したものではないそうです。

 むしろ、「自分が買った(または売った)あとに、それを売り買いして儲けることが出来た人がいる。みんなで儲かって良かった良かった」と思いなさいという教訓なんだとか。
 言ってみれば、「腹八分目」の精神ですね。つまりそれほどの「気持ちの余裕」がなければ商売に成功することは出来ないと。

 

 私のような凡人は、なかなかそういう気持ちにはなれません(苦笑)。

 しかし、今のような局面でこそ、自分を信じて行動し、そしてその結果に対しても「良かった良かった」と思える気持ちの強さが求められているのかも知れません。

 

 はてさて私は、このあとどんな行動に出てしまうのでしょうか…??
 とりあえず、飛行機の時間になりましたので、出かけてみます。

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2009年6月 6日 (土)

世の中を見るための、次のテーマを求めて

 すっかり更新がまばらになってしまったこのブログですが……

 反省しとりますです、ハイ。

 日記と違って、テーマとして軽々に書けない話題が多いので、パッと思いついたことがあっても、それを文字にするのに躊躇することが結構多いんですよね。

 デイトレーダーなんかが、毎日やってることをブログに綴れば、それはそれでエキサイティングなんでしょうけど、私はそういう立場でマーケットと毎日向き合っているわけじゃありませんし。

 

 それでも、毎日訪問数がゼロになる日はなく、更新すればほんのちょっとの訪問はあるようですので、その「ゼロ」ではない以上何か意味のあることを書かねばならんと、意気込みだけは持っております。

 これからは多分、無理せず週2回ぐらいで極力「定期化」を図りたいですね。
 話題については、もう少し絞った方が良いのか、それとも多少広がっても「考える」ことを重視した方が良いのか。そこいらあたりはもう少し検討したいと思っています。

 

 それはさておき。

 

 私的には、ここ1~2ヶ月での資産の含み益が、かなり拡大してきております。
 なので、口座の中身をチェックする機会がほとんどありません(苦笑)。

 前回のエントリでも書いたように、各国の株価は実に堅調。

 これまで逃避していた資金が、帰ってきている流れは明らかです。商品市場にまで流入するのは、これはこれで今の状況からすると少々過熱気味と見るのか、それとも「親方・星条旗」の信頼性がまだ今ひとつだということなのか。次のテーマは、その辺の見極めなのかも知れません。

 対して、日本の株価はどうでしょう。
 そこまで堅調に戻ってきているという印象は、感じられません。

 

 まだあまり語られてはいないようですが、そろそろ選挙を意識した神経質な市場の動きも、予想されますね。考えるべき人は、考えているでしょう。こっそりと。

 そもそも、どういう対立が選挙で争点になり、誰が勝つとどういう変化が起きるのか、あるいは変化が起きないのか、それがサッパリわからない。ここ数ヶ月、海外資金は日本株市場から流出傾向とのこと。そりゃそうだわな。

 インドのように、わかりやすい対立構造から、わかりやすい結果が出れば、実にわかりやすい市場の動きで安心できるのですが…

 日本の場合は、どうもそんな風には行きそうにありませんね。

 来週は、また香港に出かけてきます。
 香港経済は、欧米並みに疲弊しているとされていますが…果たしてそんな兆しが見て取れるのかどうか。ネガティヴなものにしてもポジティヴなものにしても、何かが見つかればそれは「楽しい発見」になりそうです。

 それにしても、円安があと1週間待ってくれていたらなぁ~。
 香港に出かけると決めた途端にこんなに急に振れてしまうとは思いませんでした。

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2009年5月22日 (金)

楽観と悲観のはざまで…

 インドの選挙の結果を受けて、インド株爆上げから始まった今週のマーケット。これが呼び水となったか、新興国に資金が入って、丁度1年前ぐらいまでのブームを彷彿とさせるような面白い1週間でした。

 皆さんは、この1週間でなにかマネープランを立てられましたか?
 あるいは、具体的な行動に移した方も、多かったのかも知れません。

 

 私はいま、6カ国の株式投信を持っています。期待する順に並べると

 星伯印豪台日

 金額は「日」が圧倒的に多いという、私の考え方のなかでは最もダメな状況(苦笑)なのですが、これは「さわかみ投信」の積み立てなので仕方ないですね。おつきあい程度に毎月積んで、いつの間にか貯まっていればという、貯金みたいな考え方で持ってます。

 「印」が、同時に買った「星」とか「伯」に比べて伸び悩んでいたのが少々気がかりだったのですが、今週一気に追いついてきました。元の金額が微々たるものですから、これで儲けた儲けないという話をするには、とても及ばぬ規模なのですが、動き自体は見ていて面白さがあります。

 

 以前は、資源エネルギーとか、水とか、環境とか、テーマ別の投信に凝っていたこともありました。

 しかし、結局儲かったのは資源エネルギーだけ。「一歩先」を行くテーマと思っていても、世の中の動きはむしろ「一進一退」で、結局思ったようにその一歩先のところまで進んでくれません。
 そうこうしているうちに、経済の方が変調を来してしまいました。世の中の動きも一気に逆戻りして、「原油もまだ結構ありますから」みたいな話になれば、なかなか「一歩先」が実を結ぶところまでは、随分距離のある感じがしてしまいます。

 個別の企業を見れば、うまく活躍しているところもあるんでしょうけど…まだあくまでニッチの範疇を出ない活躍では、なかなかそこまで目配りをするのは難しいです。そんな調査を専業に出来るわけじゃありませんから。

 

 それはともかく。

 

 週末が近づくにつれて、楽観論が徐々に後退。マーケットも落ち着きを取り戻し、むしろ少々潮が引くような気配も漂っています。

 折しも、アメリカでは大型の銀行破綻が報道されておりますし。

 私も、持っている投信を一旦手じまおうかと思ったんですが、面倒なので止めました。

 

 「じゃあいつが買い時?」

 「どのぐらいが適正な株価?」

 「景気はいつ回復するの?」

 

 こうしたテーマに、明確な答えを出せるような見識を、私は持ち合わせておりませんから。

 そんなことより、手元の「生産活動」に精を出し、将来を支える「富」を蓄積できる態勢を自分できちんと整えることの方が、今は肝要。

 でないと、株の買い時来たとしたって、買うことが出来ないわけですから(笑)。

 

 さしあたり、今夜のアメリカの動き、ですかね。

 ブルームバーグTV(英語版)がなくなってしまったので、せっかく自室にいるのにリアルタイムの動きがわからなくて困ります。
 何とか復活してくれませんかねぇ…。番組自体がなくなったわけじゃないわけですから。

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