2020年9月13日 (日)

どうしても「我を忘れる」からね…

 あまり天気の良くない北海道。雨の中、朝から車をのんびりと走らせて帯広まで来ました。道中の気温表示は、占冠あたりではもう10度を下回るぐらい冷え込んでいて、帯広の街に来ても、さすがに最高気温14度そこそこだと季節の移ろい云々以前に「寒い」と感じる気温。たまたまその都度用事が出来て、2週間に一度帯広を訪れていますが、今回は何だか全く違う場所に来たみたいな、そんな雰囲気の激変を感じました。

 最近食べてないな…と思い立ち、芽室帯広インターを降りて帯広競馬場へ向かう途中にある六花亭「ガーデン店」に立ち寄って、ホットケーキを頂きました。昼前に店に着き、何となったらこのホットケーキだけで昼食になることも辞さない決意でしたが(笑)、パソコン叩きながらゆっくりと食後のコーヒーを頂いている間に、時間も経って何となく「昼食の時間」みたいな感覚になり、ほたておこわセットも食べちゃった。いったいどんだけ六花亭好きなんだと…おこわの方も、美味しく頂きました。

 

 帯広競馬場では、少しの時間打合せをしたあと、入場門の方に回り込んで入り直してしばしの間客活動。この2回は放送室での仕事でお邪魔していたので、全くお客さまエリアの方には行けず、すでにお客さまを迎え入れているこの競馬場の中で久しぶりにお客さま方と一緒に、レースを楽しみました。東京方面などからも観光客が結構訪れているらしく、夕方前までを中心に場内は結構なお客さまの入りになっていました。私が入った夕方前の時間帯は、「まあこのぐらいまでなら」というお客さま方の入り。それでも、例えば人々の集まる場所から離れたところでレースを見ているつもりでも、気がつくとすぐ後ろに人々が何人も重なるように集まってきてレースを見ている、ということもあって、そういうときに「ハッ」とさせられる瞬間はありますね。やはりレースに夢中になると、頭ではわかっているはずの「人との間隔を取らなければいけない」ということも頭の中から飛んでしまうのかも。マスクも然り、ですね。指摘されれば顎マスク直すけど、例えば予想に神経を注いでいるとついついは発生するもの。これは、競馬場に限らず他の場所でも言えることなのではないでしょうか。

 飲食店とかカラオケ店とか、その他凡そ「楽しむ」場所は、これからまだ当分の間は苦労するんじゃないでしょうか。「我を忘れる」ことが楽しむために一番重要なことなので(苦笑)。

 

 明日からは、久しく出かけていなかった方面へ出張。まずは安全運転で。そしてそれぞれの場所でしっかりやってきます。

2020年9月12日 (土)

ほとんどステイホームの一週間

 引き続き、北海道におります。昨日から今日にかけて一気に気温が下がり、涼しいを通り越して今日はもう「肌寒い」という陽気。夏が過ごしやすい分、秋の本来気持ちのいい季節があまり体感出来ないのは、仕方がないんでしょうか。

 

 この1週間は振り返ると結局、ずっと自室か近隣の喫茶店にこもってデスクワークにいそしんだこの1週間。門別競馬場に取材に出かけようかという日もあったのですが、そう思った日に限ってその日に片付けなければならない手元の仕事が片付かず断念。ステイホームの時期以来、ほぼ引きこもった生活をしておりました。

 たまに打合せがあったりして、部屋を出て街を歩いたりもしておりました。札駅周辺にもすすきの近辺にも、少し人の姿が戻ってきた感じ。それが100%いいことなのかどうかはわからないのですが…少しずつ「変化」はしてきているのかな。夜、外を歩いていると、会食で賑わう飲食店の様子も目につくようになりました。一時のように閑古鳥すら鳴かないぐらいの状況からは、飲食店への客の入りも改善しているのでしょう。

 一方で、5月ぐらいに掲げられたと思われる店頭の「休業」の貼り紙がそのまま、その後全く活動したと思われる形跡がないような店も、普通に目につくようになってきました。すでに空きテナントになり、新たな主を募集しているところもそれなりに見受けられます。これもまた、「新たな日常」に向けての変化なのでしょう。

 不動産屋さんの店頭の借家情報の貼り紙も、結構こまめに見ています。まだ家賃が下がるところまでは来ていないみたい。店先で貼り紙を熱心に見る私を客と勘違いした店員さんがわざわざ外まで出てきてくれたので(汗)、話も聞いてみました。字面の家賃が下がっていない物件でも、礼金をなしにするなどの動きは結構出てきているとのこと。早晩、家賃本体にも変化が現れてくるのでしょうか。

 その辺、東京の様子はどうなのだろう。本格的に地方への流出、とはならないと思ってますが、長引いたらやはり、もたないよね…。

 

 今日は、ちょっとした用事があってサテライト石狩へ。滞在中は、競馬はやらずに競輪の岐阜記念の車券をちょこちょこ買って売上に貢献。最近はこんな感じで、遊びは競輪が多くなってるな…。

 
 明日は、ちゃんと競馬場に行きます。

2020年9月 7日 (月)

決算は「逃げ切り」

 「9月になった」で思い出しましたが…私にとって、9月は大きな節目。運営する会社(とは言っても、社員私ひとりですが)である「株式会社ホットロール」の決算期末が、毎年8月。9月に入ると言うことは、仕事の上ではひとつの大きな節目を迎えたことになります。

 

 例年ですと、夏場は丁度仕事が忙しい季節で、決算期末を迎えてから慌てて資料の整理に取りかかり、税理士に作業を依頼するのが10月に入ってから…みたいな、実りの秋というよりも「実り確認の秋」を迎えていたもの。しかし今年はコロナの影響もあり、決算期末から1週間で資料がまとまり、税理士に処理を依頼することが出来ました。

 「コロナの影響」というのは、ひとつには大変ひまだったと言うこと(苦笑)。ステイホームの期間中、やることがないけど何しよ、みたいな感じで思い巡らせ、いつも決算期末を迎えてから四苦八苦している会社の会計関係の資料整理を、前倒しで進めていました。もうひとつには、給付金の関係。申請をするのに会計関係の資料が必要で、結局前倒しで資料整理(イコール「弥生」に入力)をしておく必要があったんですよね。本来、それがあるべき姿なんでしょうけれども、コロナのおかげで会計関係の資料はほぼリアルタイムでまとまっていたので、給付金の申請も迅速に出来ました。家賃支援給付金の方は、一度書類不備で戻ってきたあと、また2ヶ月ぐらい全然リアクションないけど(苦笑)。

 昨年来、それまで様々な仕事をご依頼下さっていた皆さま方のおかげで、本来ならば今季の決算は、6年半前に会社を設立して以来初めて「きちんとした数字」になるはずでした。多くの方々の志…というか「心意気」みたいなものに助けて頂きながら、色々なことがようやく軌道に乗ってきた感じがあって、実際に成果が上がり始めて、お客さま方の喜ぶお顔もたくさん見ることが出来ていました。新たな年を迎えて、ホットロールも充実の2020年を…みたいなイメージは、年が明け、今年に入ってわずか2ヶ月で全て霧散。1年分まとまった数字は、「何とか持続化給付金を食わずに逃げ切った」ぐらいのところで踏みとどまりました。ようやくそろそろ、いまはほぼゼロに近い私自身の給料が貰えるぐらいになるかとは思ってたのにな…(汗)。

 とはいえ、まとまった数字を見て改めて、「こうなる前」に周囲の方々やお客さま方が寄せて下さっていた「気持ち」のようなものを感じています。「こうなった後」も、現場に行けば声をかけて下さる方々も大勢いて、心配とか、あるいは「もうやらないのか?」みたいな期待感とか。私はそういうものを超前向きに受け止める方なので(笑)、まだなんか出来るんじゃないかなとおぼろげに思ってしまう。まあそこは、いいか悪いかじゃないので。素直にその気持ちを先に向けての原動力に変えようとしています。

 

 会社も、これを機に畳むかとも考えました。しかし、やったら面白いだろうなと思いついていることも、まだまだたくさんあるので。まずはもう1年、来年の夏まで粘ってみることにしました。そして来年の夏に、今年の夏のことを思い起こしてどんな気持ちになるか。いい形で実感出来ると信じて、もう少し頑張ってみることにします。

 これからも、私ども「チーム・ホットロール」を、よろしくお願い致します。

2020年9月 6日 (日)

進みゆく季節の狭間で

 大して忙しくないはずなのに、また1週間も更新をサボってしまって…統計を見ると、たまにこのブログを巡回的に覗いて下さっている方もいるみたいなので、本当はもっとこまめに更新しなきゃいけないですよね。毎回書いているような気がしますが…もっと頑張ります、ハイ……。

 書くべきことは、結構あったんですよ。火曜日には、名古屋競馬場の久々の客入れの取材に行ったところ、歩いて5分の最寄り駅まで来たところで土砂降りの雨に降られて開門のタイミングを逃す、とか(苦笑)。そういえば、その後金曜日にはゲリラ豪雨で周囲が冠水して名古屋競馬中止、っていうニュースを、もう札幌に移動してきて触れました。あの界隈は、最近雨の降り方、すごい…。

 水曜日からは札幌に滞在しています。木曜日に門別競馬場の重賞の取材に出かける、ということもあったのですが、その翌日に思いがけず打合せが入り、その打合せでこれまた思いもかけず用事も出来て、しばらく札幌にいることになりそう。昨日と今日は、台風のニュースと、たまに競馬と、あとは朝から晩までやってる競輪のライブを傍らにしながら(笑)、部屋にこもってひたすらデスクワークにいそしんでおりました。何となく、週末、という周囲の雰囲気に流されて、そこまでバリバリはかどる、という感じでもないのですが…まあ今の状況ですから、手元にあることをひとつずつ、ですね。

 

 そういえば、気がつけば9月になり、この夏のJRAの札幌競馬の開催も今日で終了。例年、この開催が行われている1ヶ月半が、仕事としても取材としても、札幌にいることの最大の目標だったのですが…開催は無観客ですし、取材にも出かけることが出来ず、一度も競馬場に行くことなく夏の終わりを迎えることとなりました。

 今日でも、札幌の自室で札幌競馬見てるわけですから。もうそういう状況にも慣れてきましたが、そうはいっても、自分の中でこれまで季節の流れの象徴としていた物事がさっくりなくなるというのは、何か時を過ごすための支柱みたいなものがなくて、凄くぐらぐらした感じ。きっと、競馬のことに限らず、多くの方々が色々な物事に沿いつつ、そんな風に感じているのかも知れませんね。

 

 今朝は、久々に大通公園を散歩してみました。やや色彩に乏しい真夏の景色が、整備された花壇に植えられた秋を思わせる花たちの姿で少し変化しているように見えました。まだ気温は高くて歩くと汗ばむ陽気の中では、噴水の水しぶきの涼しげな雰囲気も心地よいのですが、それがまた夏と秋の丁度狭間の「季節の変わり目」という感じを、醸し出していました。

 

 季節は、進んでるよね。
 それに連れて、しっかりと進んでいきましょう!

2020年8月31日 (月)

移動して、気温3倍

 朝の気温10度そこそこという帯広を少しゆっくりと出て、西へ。千歳まで車を走らせてきたときには、十勝よりは少しぬくもった感じで一安心。しかし…そこから飛行機で飛んだ先は、まだ夏の暑さが残る名古屋。セントレアに降りた機体から外へ出ると、さすがに気温のギャップに一瞬のぼせて頭がボーッとする感じになりました。

 暑さに加えて大変だったのが、LCCの発着場から空港ターミナルまでの距離。バゲージクレームまで500m弱、名鉄電車の駅まではなんと1km以上と、暑さの中ではこれはかなりの難行苦行でした。何度か利用して「滅茶苦茶遠い」ことは知っていたものの、到着でこの苦行は夏場にはこたえます。バゲージクレームまでは通路も狭くて、降りた旅客がぞろぞろと行列で歩いて行く感じ。さすがに問題もあったのか、主に年配者やハンデキャップ向けのたった200mあまりのシャトルバスなるものが、バゲージクレームまでの間で運行されていました。

 これ、いまこういう状況で到着便も乗降客も少ないから良かったけれど、もしコロナがなくて予想されたとおりの旅客数だったら、健康トラブルも発生していたのではないだろうか。

 

 そんな感じで、一日かけて名古屋まで来ました。8月も最終日。巷では、学校の夏休みが終わったというニュースが流れ、9月になる明日からは、暑さは変わらなくても季節としては新たなシーンに入っていくという雰囲気を印象づけていました。

 ほんと…「新たな季節」にどんなことがあるのか、全く読めないままに、夏が終わるな…。何かあるにせよ、何もないにせよ、いずれにしても殆ど全てのことが「新しいこと」に満ちているという意味では、緊張感も伴うスリリングな時間が着々と過ぎていった感じがありました。そんなにやることがあるわけではなくても、色んな意味で決して気楽には過ごせないところが、苦しさでもあり、また悪くはない新鮮さも感じられたり。

 長いスパンでなかなか物事を考えられない状況ではあるので、秋になってもあまり気張らず、そこそこ何かやれればいいかな、ぐらいのスタンスで。はやく今の状況を「心地よく」過ごせるようになりたいものです。

 

 まだまだ、続くし、色んなこと起きるよ。
 頑張って行きましょう!

2020年8月30日 (日)

ピンチヒッターなので大振り(笑)

 急遽お話を頂き、昨日から帯広に来ています。ピンチヒッターでばんえい競馬の実況と中継放送の出演。2週間前に1日お邪魔して間がなくまた今回、ではありましたが、昨日と今日の2日間、改めて仕事の楽しい時を過ごさせて頂きました。

 2日間喋らせて頂いて、特にレース実況について改めて「もっとうまくなりたい」と思わざるを得ない自分の喋りには辟易としつつ(苦笑)、それでもお客さま方に楽しんで頂くイメージをしながら自らプレーする時間はやはりとても充実していました。最近では、自分は出ずに物事を作る方の楽しみも十分感じられるようになってきましたが、やはり本質的には自分はプレーするひとなんだろうなと、こういう機会があるたびに思います。周囲が良いというので、とりわけスタジオMCは好き放題(笑)。ご一緒した解説者の定政さんが「代打で来て、バントしててもねぇ」と言って下さったその言葉を、ちょっと真に受けすぎたなか…。放送の中で楽しく話をさせて頂き、また不慣れな面は周囲の方々に支えて頂きながら、今日はさすがに丸一日の放送が終わって、ホッとしました。

 

 滞在中は、街中にあるホテルヌプカに2泊。ゆるく旅人を迎え入れてくれる独特の雰囲気がある宿で、ロビー兼サロンの飲食スペースでビールグラスを傾けていると、マスクをしていること以外は、混沌とした世の中のことをしばし忘れること出来ました。

 

 十勝地方でも感染確認が出ているらしく、昨日の夜ひとりで食事に出てみると、そんな話題が店内の人々の会話の中から聞こえてきました。これはこれまでにはなかったこと。この街に限らず、正直地域によっては飲食店の対策も緩く、客側の意識も警戒感が希薄。地方都市で「北海道スタイル」のステッカーなど殆ど目にすることはありません。そんな中、お盆休みにはとりわけ地方都市に、道内だけでなく本州方面からもひとびとが集まっていたはず。確かに、その影響がそろそろ出る頃合いなのかも知れません。

 

 明日は、一度本州へ戻ります。

2020年8月27日 (木)

仕事のない「気楽さ」も 贅沢

 昨日までの3日間、開催中止となった川崎競馬は、今日から再開。むしろ中止になったことを奇貨としつつ、何日かはきっちり休んで南関4場全体である程度体制を作って再開させるのかと思っていたのですが…発表された情報からすると「川崎と浦和の騎手は大丈夫なので」であっさり再開。それだけでなく、週明けには飛んでしまった3日間の開催の代替開催を行うと発表され、これにはいいとか悪いとかではなく、ちょっと驚かされました。

 どうしても開催したいという「意欲」のあらわれなのでしょう。プレイヤーの皆さんも、開催に携わる方々も、この状況で開催継続というのは本当に大変だとは思われますが、とにかく開催する以上は何事もないように、またくれぐれも健康に留意してお勤めいただきたいと思っております。とりわけ、こういう風にバタバタとした時には、感染云々とは全く別に、疲れとか、思わぬ気持ちの途切れとかが得てして生じるものですから。

 ひとつだけ。来週の開催で船橋と大井の馬と騎手をどうするのかということは、まだ発表されていません。大井の騎手のPCR検査の結果も、発表されていません。明日金曜日の分は、特段の発表なしに出馬投票段階での自粛なり忖度なりが働いていたようですが、馬なり人なりを出走させないということであればこれは「ルール変更」なので、部内処理だけでなく客側にも是非発表して、「明るい競馬」の運営に努めて頂ければと思っております。いまは時節柄、物事何につけそういうことが大切な時ですので。

 

 今日は久しぶりに用事があり外出。一旦都心に出て、そのあとは最寄り駅付近を通り過ぎて川崎まで行きました。勿論、競馬は関係ないですよ。無観客開催で競馬場には入れませんから。

 最近、東京の自室から思いのほか近いということがわかり、買い物や食事は何かにつけて川崎に出るようになっています。今日はいわゆる駅裏のショッピングモール「ラゾーナ」で回遊。飲食店などで話を聞いても、「一時に比べると少し戻ってきた」という程度の人出のようですが、若い人たちや学校帰りの子どもたちの姿は多かったですね。

 用事を済ませ、夕方を過ぎて食事目的の人出が多くなる前に、すいている飲食店に入って食事もとっとと済ませて、帰宅。気を遣うことは確かに多いですが、仕事がカツカツに続いていて外食の機会すら「感染防止」のために自粛しなければならないひとびともいる中では、コロナのせいで飛んだ仕事と引き換えとはいえ、これはこれで贅沢。どちらが「いい生活か」は何とも言いがたいのですが、私は私なりに、いまの状況いまの生活には、満足とは言えなくとも、感謝はしているところです。

2020年8月25日 (火)

まだまだ だけど 少しずつ

 COVID19の影響による事柄の中止・延期という事態をずっと免れていた競馬においても、ついにプレイヤー(騎手)の感染が確認されました。昨日からの川崎競馬が、とりあえず明日まで中止。騎手全員にPCR検査を受けさせる、とのことで、影響がどこまで広がるのかやや心配されるところでもあります。

 昨今の情勢の中で、競馬の仕事からすっかり縁遠くなってしまっているので、業界における受け止め方がどうなのか、ということは今のところ私はわかりません。しかしながら、私なりにつらつらおもんみるに、どこかのタイミングではこういうこと、つまり野球とかサッカーなどの他のスポーツと少なくとも同じように、定期的にプレイヤーの感染の有無を確認しながら競技を続けていくという形を取っていかなければならなかったわけで、そのための良いきっかけと考えることも出来るのではないかと思います。何せ、感染者が確認された川崎競馬を含む南関東競馬はほぼ毎日開催されていますから。とにかく競馬の開催を「やめる理由がない」ので走り続けたというか、飛び続けたというか、そのような感じでずっとここまで来て、いまようやく休息なり不時着なりすることが出来たと思えば、ここで冷静に「どうあるべきか」も含めてきちんとした対処方針を内外にアピールして実施していくには、いい頃合いなのではないでしょうか。中止になった川崎競馬の関係先を中心として開催がなくなった部分の影響は、確かに関係方面には残念なことだし、経済的にも痛手でしょう。ただそれは、世の中の結構多くの部分で既に被ってきている痛手でもあるわけで、競馬の世界にも、ようやく「避けがたい影響」がやってきたものだと。そう考えるのが前向きなんだろうなと感じています。

 とにかくまず、競技が出来る状況を、世の中の数多くのスポーツ競技で整えようとしている(そしてなかなかうまくいっていない)ぐらいの程度では整備すること。ここからなのではないでしょうか。

 

 週末前からずっとステイホームで、わずかだけれどもありがたいことに全くゼロではないデスクワークにいそしむ傍ら、松戸競輪の開設記念に4日間ずっと車券を買いながら参加してみました。

 すでに観戦客を迎えつつ開催をしている松戸競輪。恐らく、入場のための要請事項の中には、マスク着用や検温などのほかに「大声を出さない」というものがあったはずなのですが…聞こえる聞こえる(笑)、ゴール前のお客さんがたの声援や怒号。放送を通じてもハッキリと聞こえてきます。競輪の文化というものに鑑みれば、で声援や怒号を禁止するなど、野球で鳴り物応援を禁止するよりも難しいこと。これが、観客を集める、ということの現実なのでしょう。

 やはりね…その伝わってくるお客さんの声を聞くと、競輪場に行きたくなるよね。場内では色々やっているような気配が放送で伝わってきていたので、今日は頑張って松戸まで行けば良かったかなと反省。普段忙しくないのに,今日だけやらねばならないことがあって残念ながら出かけることは出来ませんでしたが、少しだけ懐かしく感じられる独特の雰囲気だけは、中継放送を通じて味わうことが出来ました。レースも、気迫の感じられるプレーが随所に見られましたしね。

 

 私の身のまわりでも、動き続けていた競馬以外では「少しずつでも何とか」という流れが感じられるようになってきました。そのための提案も頑張ってして行きたいですし、形になりつつあるものにしっかり携わっていければと思っているところ。

 とにかく、考えて、行動すること。それしかない。
 色んなところで、その気運は感じる。
 競馬もようやく、その「スタートライン」に立つところなのかな。

 

 私も、世の中から完全に振り落とされないよう、頑張って行かねば。

2020年8月21日 (金)

「漂泊の日々」に思い巡らせて

 火曜日に稚内に着き、翌日から2日かけてゆっくり少しずつ、色んなところを見て回りながら南下。札幌の自室に戻ったのが木曜日の夜ですから…日曜日に帯広に出かけてからまるまる5日間。その前、週半ばに門別競馬場への取材にかこつけて日高西部をうろうろとしていた時間も入れると1週間以上になりますか。久しぶりに様々なところに出かけ、色々なものを見、そしてひとびとに行き会い触れ合うことが出来ました。

 日曜日に札幌から帯広へ向かい、帯広競馬場での仕事の翌日からずんずん北へ上って稚内までたどり着き、そしてまた札幌へ戻りました。車の距離メーターをセットするのを忘れたのが残念でしたが、途中だいぶ、寄り道とは言えないぐらいの回り道をしていたので、恐らく5日間で運転距離は1000kmを超えたのではないかと思います。

 

 こういうことは、いまこの状況で私自身がヒマじゃなきゃ出来ないし、またいまこの状況だから意識しなければいけないこと、気をつけなければならないことも勿論あって、そうした様々なことをひとり思うだけでなく、行く先々で行き会うひとびとの姿を見て、時に言葉を交わしつつ、その場所とそこにいるひとびとを感じて、時を過ごしました。

 まさに松尾芭蕉ではありませんが「漂泊の思ひやまず」道祖神に招かれるままに流浪した旅。運転も苦になるいとまがないほど、いろんなことを思い感じながら、あっという間に過ぎた日々。「GOTOトラベル」の「トラベル」という言葉とは全然相容れないけれど、「旅」という文字ことばがまさに表すような、そんな時間を過ごすことが出来ました。

  

 訪れた場所との縁と、行き会い(いまは距離をとりつつ)触れ合った全てのひとびととの縁に、心から感謝しています。

 

 今日はもう、午前のうちに東京に戻ってきました。東京を出たときにはまだ本州もここまで暑くはなっていなかったし、すでに暑さのピークは過ぎているのかも知れませんが…確かに暑いね(汗)。しばらくはこの暑い都会の空気の中で、これから取り組めるホットな物事を考え、形にする努力を続けていきます。何しろ…出かけている間に山ほど色んなことに気づき、思いついていますから。何か一つでも形になれば、の精神で、世の中の役に立つこと、私と私の会社が目指す、ひとびとが何か楽しみを味わえるようなことを考え、実現するチャンスを掴んでいければと思います。

2020年8月18日 (火)

役立つのは「お墨付き」ではなく「実態」

 帯広から、富良野を抜けて旭川。そしてそこから日本海側へ出て北上。北の最果て・稚内まで来ました。

 行く先々で、飲食店とか観光案内所等に立ち寄り、地元の方々と話をしました。どこも観光客が干上がってしまい、経営や生活は大変なのだと思うのですが、東京や札幌などの都会で同じような話をするのと比べると「悲壮感」みたいなものは希薄なのかなと感じました。皆さん口を揃えて「今年の夏は仕方ない」といった風で、言葉で表すと「戸惑い」といった風。少し外に出てみると、今の状況の「感じ方」は人それぞれであるばかりでなく、地域によってもかなりの違いがあるのだろうなということを、改めて感じさせられました。

 考えてみれば、そもそも「時間の流れ方」みたいなものが全然違うから、3月頃からいままでに「それぞれにあったこと」も都会で味わい感じるそれとは、きっと異なるのでしょうから。あとは地域の経済規模が違うので、政府が「金額規模一律」で出している給付金や貸付金などの経済対策が地方では都会よりも効いている、という面もあるかも知れません。都会と紐付いているような大規模の店舗などは大変でしょうが、話をした小規模のお店などでは、生活に困る、という話は聞かれませんでした。

 

 今日滞在する稚内は、一昨日日曜日まではかなりの来訪者があったみたいで、話をした飲食店では「先週はいつも以上にお客さんが来て大変だった」と話していました。合わせて「何となく複雑な気持ち…」とも。

 逆にお店の方からは、札幌や東京はどうなっているのか、と聞かれました。私は日頃目にしている都会の様子や状況を答えて、「お客さん少なくて大変だろうけれども、くれぐれも気をつけた方がいい」と話しました。実際、今日稚内で町の様子を見ていると、ホテルもチェックインの時にはみなマスクをしていても、一旦ホテルの中に入ってしまうと、食堂とか大浴場とかホテルの中で活動するのにマスクをしているひとは、ザッと半分ぐらい。わいわいとグループで大声で喋りながらコンビニの袋を持っているのは、だいたいホテルに帰っていく旅行客。国のリーダーの方々は「対策を取っていけば、旅行もOK」みたいなことを言っていましたが、その条件の部分がまだ習慣としては浸透していないいまの状況は、見るからに危険、という印象を否めませんでした。

 あとは…もっと地方に具体的な情報を出した方がいい。数字の多いとか少ないとかじゃなく、例えば歌舞伎町のホテルではこんなことまでやっているよ、とか、札幌の飲食店では、店開けるためにこれだけの対策を取ったよ、と。これだけやったらOK、なんていう「お墨付き」みたいなものを与えても、結局状況は拡大しているわけですから…「これだけやっても拡大するから気をつけてね」という警鐘を鳴らして、具体的な行動に結びつけていくことが必要なんだと思います。

«うまくなりたいんだよ…