« 2019年10月 | トップページ | 2019年12月 »

2019年11月

2019年11月29日 (金)

肝心なのは「やる気」「気合い」

 久しぶりに東京の自室に戻ったので、デスクワークの傍ら、身の回りの諸々のことも平行して片付けておりました。

 東京と札幌の二手に分けたために、昨年来冬物の衣類が少々不足。そもそも衣服はあまり買わずにあるもので済ますタイプではありますが、人前に出る仕事で着るものはやはり揃えておかねばならず、その目的も含めて買い物にも出かけました。

 ジャケットを1枚、買いたかったんですよね。でも出かけたお店には、欲しい3Lのサイズのものは殆どなくて、その場にいた店員さんに望みの色も含めて聞いてみたところ「少ないんですよね、3Lは、申し訳ありません。」との返事。元々衣類の買い物には淡泊な私なので、「いいよいいよ~じゃズボンだけ買います」と、問い合わせに応じてくれたお礼だけ言ってレジの方に向かいました。

 ところが、レジで裾上げを頼んでいたところ、その先ほどの店員さんが3Lのジャケットを3枚、店中を回って探し出して持ってきてくれました。「すみません…だいたいこれであるだけなんですけれども」と。そこまで好みの色にジャストミート、という物件でもなかったのですが…買いました、その中の1着を。その店員さんの気合い勝ち。もう諦めていたところに、店中回って探し出して持ってきたという「売りたい気持ち」に絆されてしまいました。勿論、その勧め方に強引さとか感じの悪さとかが一切なかったということも含めてではありますが、いい意味でその店員さんの気合いが伝わりました。割と年配の女性の店員さんでしたが、若い人たちはこういうのを見て見習った方がいいよ…今の世の中では死滅しているようにすら見える、仕事とか、客へのあるべき向き合い方に、久しぶりに接したような気がしました。なので、いい買い物だったかな。買ったものも、一層大切に使おうと思います。

 

 週末を過ぎれば、もう12月。秋まで続けてきていたことが一段落して、何だかちょっと力が抜けてしまっていますが…年末年始に向けては、色んなことが立て続けにやってくる。来週には多少の「充電期間」もあるので、今は気を抜かずにもう一押し、頑張って行きますよ!

2019年11月28日 (木)

変わらぬ良さも、また心地よし

 昨日は、夕方まででデイレースの園田競馬の取材は終わり、他にこれと言って予定していたこともなかったのですが…1件だけで名古屋まで帰るのも勿体ないと思い立ち、ナイターレースのボートレース住之江に出かけてみました。

 ナイターレースが始まってから、レース場の場内に往時ほどの賑わいは見られなくなった住之江。それでも、私が到着した夕方から夜に向かって、少しずつお客様方は集まってきて、レースの時には水面に向かうお客様方はそれなりの数に。少なくなったレース中の「ヤジ」も時折水面に響くようになり、それも含めて久しぶりのこの場所の雰囲気を楽しみました。

 年末には、この場所でグランプリ。今年はその大一番もナイター開催で行われます。これも時代の流れでしょうか。かつてこの場所でも仕事で携わっていたときの賑わいを重ね合わせつつ、その大一番の雰囲気に思いを巡らせておりました。そのとき、恐らくこの場所に来ることは出来ないけれど、今回見た風景を思い起こしながら、レースは遠方から楽しみ応援したいと思っています。

 

 今日は、午前中に名古屋から東京まで戻り、そのまま浦和へ。交流重賞の浦和記念の取材で、浦和競馬場に出かけました。

 先般行われたビッグレース・JBCを契機として、スタンドを含め競馬場の中が大々的にリノベーションされたこの場所。きれいになった部分も見て回りはしましたが、どうしても「変わらぬ良さ」の方に目が行くのはなぜだろう(苦笑)。屋台風に軒先に座って食事する一帯とか、パドック脇にずっとある小さい珈琲店とか、住宅に囲まれた競馬場周辺の様子とか。パドックも傾斜の上にあって傾いたまま、もうずっとこの場所を馬が行き来しています。そんな「変わらぬ」部分を目にしてホッとした気持ちにさせられつつ、午後の時間を過ごしました。

 

 電車の中で居眠りして、寝ぼけ眼でいつもの駅に突いていることに気づいたものの、なぜか降りずに少し遠回り。そんなときに限って、それまで降っていなかった雨が本降りになってるんですよね…。冷たい雨に濡れながら、それでもいつもと違う道のりを歩いて行くのは、やはり新鮮さが心地よく感じられました。

2019年11月27日 (水)

変化の中にも 変わらぬ風景と思いが

 名古屋から、珍しく更に西へ。新幹線で大阪につくと、そこでの街の景色は何だか見慣れないとても奇妙な感覚。都会は都会で、ただ人が多い、高い建物が建ってる、みたいなステレオタイプでもないんですね。やっぱり大阪は大阪で、街の奥へとディープに入っていくまでもなく、その街が纏う特有の雰囲気が感じられました。

 

 更に電車に乗って少し行けば、兵庫・園田競馬場。今日は交流重賞の兵庫ジュニアグランプリが行われるので、それをきっかけに久しぶりに出かけてきました。

 前回来たときはまだスタンドが耐震補強の大工事中でしたが、今日目にしたのは勿論、既に一通り整いリニューアルされた姿。建物の外にいると変化は殆ど感じませんが、中はきれいになってまさに「今風」の趣。確かに、いつまでも「昭和の鉄火場」の雰囲気では、そこから1つまるまる時代も過ぎた令和の競馬ファンは訪れてはくれませんものね。もうあまり、公営競技場のこういう変化に往時を偲んでの「寂しさ」みたいなものは感じなくなったかな。豪華な設備はいらないけれど、身の丈に合った形でのリノベーションは、お客様を迎える施設としては当たり前にやるべきですから。

 それでも、かつてと雰囲気の変わらぬこの競馬場のパドックに立つと、どうしても思い出すのは東日本大震災の直後。地震発生から4日後に、初めて競馬が行われたのがここと笠松。私は取材でわざわざこの場所まで来て、この場所にあるべき楽しみだけでなく、不安や心配までもが渦を巻く、このときしかない雰囲気の中でお客さん方との時間を過ごしました。あのとき、パドックに義援金の募金箱を持って競馬場のスタッフの方が現れたところ、たちどころにその募金箱のまわりに人々が集まり、先を競って募金をしていた様は、今でも忘れられない強烈な印象を私の心に残しています。競馬場にまで来て矛盾しているようだけれども、あのシーンが、当時の人々の心持ちをすごくクリアに表していたものだと、私は今でも思っています。

 半日競馬場にいて、今日も様々なひとびとに出会って、いっぱい話をしました。レースのシーンも一つひとつ良かった。わざわざ大阪まで来た甲斐もありました。

 

 …が、これだけでは終わらない(笑)。
 だって、せっかく大阪まで来たので。
 続きは、明日の稿で。いや…勿体ぶるほどのことではないんですけどね。

2019年11月26日 (火)

初めての、セントレアT2

 昨日の夜までは降ったりやんだりしていた雪は、どうやら夜中には降り積もらなかったらしく、朝起きて外に出ると辺り一面は凍りついてパリパリ。車の雪下ろしは必要ありませんでしたが、動かし始めてからが危なくて…高速道路で速度規制が行われていたこともあり、新千歳空港まではいつもより時間をかけて安全運転。さすがに今朝は、道中で無茶な運転する人は殆ど見かけませんでしたね。その後の気候はわかりませんでしたが、朝日が昇るの陽の光はまぶしく感じられましたので、また寒さは一段落しているのでしょうか。

 

 新千歳空港から、LCCを使って中部空港に飛びました。第2ターミナルが出来てから、LCCを使ってこの空港を経由するのは初めてで、着陸した後機材がターミナルから離れて走って行くのに車窓から外を見ていて気づき、「あれあれ?…ああそうか」という感じ。ただ、降りた後は「あれあれ?」どころじゃ済まない大変さでした。第2ターミナルの発着スポットのうち、一番突端のところで降ろされたのですが、そこからまずターミナルの建物までが大変な距離。更にそこから電車に乗るために第1ターミナル方面まで歩いて行けば、普通の人なら軽く30分は歩かされるのではないでしょうか。これなら、今まで通り機材はいわゆる「沖泊め」で、そこからバスで旧来のターミナルにつけてもらう方が、遙かに楽で快適で、時間もかからない。まあ、第2ターミナルを作ったのは、登場や到着の手続きをするスペースが旧来のターミナルビルだけでは足りなくなってきたから、という事情もあるのでしょうが…これから当分は、とりわけ中部に着くときに時間の計算を間違わないようにしないといけないみたいです。

 

 ただ、その歩きの途中にあった「フライトオブドリームス」と呼ばれる商業施設群には、今回そこを通るまで全く知りませんでした。もう出来てから1年経っているんですね。

 大きな機体倉庫(ハンガー)の中を施設にして、その中にある787(実機なんですってね!)の大きな機体とそれを照らし出すライトアップをメインとして、周囲をテラスの形で飲食施設や商業施設が囲むように配置された、独特の雰囲気の場所。ライトアップのショーとか機体の中の施設とかは経験しませんでしたが、食事を楽しむには悪くない雰囲気。実際、第1ターミナルと第2ターミナルの完全なる中間という難しい場所にありながら、それなりにお客さんが滞留していました。次は時間を作って、この場所一通り見て回るためだけに来ようかなと思っています。

 

 話を第2ターミナルに戻すと、結局のところ中部を行き来するのLCCはとても安価で、一言で言えば「背に腹はかえられぬ」。1分1秒を争うようなビジネスマンでもないのだから、多少の不便さとはうまくつきあっていくこと、なんでしょうね。

2019年11月25日 (月)

雪も降り積もり、心構えは「冬本番」

 昨日の札幌は東京よりも暖かく、コートどころか上着もいらないような日和に驚かされましたが…今日は朝から極寒の一日。午前中から降り始めた雪はあっという間に降り積もり、午後に外出しようとしたときには、あらゆるものが白い雪に包まれておりました。最高気温が、前日よりも13度低いというのですから、頭で理解するのも難しい程の差。実際には、そこまで「寒くて仕方ない」と感じることもなく、普通にコートを着込めば出かけられる位の寒さだったのですが、あっという間に積もった雪は、如何ともしがたいものがありました。まず危ないですから、外を歩くのが。そして車で出かけるときには、まず車とそのまわりの除雪を一通りやらないと出かけられない。寒さよりも、そちらの方が冬というものを感じさせられました。

 まあ、季節、ですよね。気がつけば、大通公園は「ミュンヘン・クリスマス市」が始まってましたし。今日はちょっと別の予期せぬ事情があって、そこへ行って見て回ることは出来ませんでしたが、冬が来たということを実感出来るイベントを、どこかのタイミングでは楽しみに行かないと。

 私も、常時いるわけではありませんが、札幌での2回目の冬を楽しんで過ごせればと思っています。

 

 競馬のジャパンカップは、スワーヴリチャードが勝利。天気予報で言っていたように、もっと一日雨が降り続ける前提で、レースの前日から昨日のイベントで話す予想をまとめていたのですが、雨がやんでむしろ馬場が乾き始めるとは誤算。まあそれでもレースを見れば、指名した馬はそもそも間違っていたかな。外国馬がいない云々と言われたレースでしたが、展開はスリリングだったし、マーフィ騎手の勝ったあとの姿も良かった。イベントの会場でもレースは盛り上がりました。

 今回は、節間通じてレースを見てきた小倉・競輪祭。ずっとしっかり走り続けてきたのは明らかに淸水と思い、決勝はそこから勝負したものの、素直な「裏」はなぜか買っていないという、典型的な「考えすぎ」。彼がタイトル取るのは、もしかしたら次?今回の走り振りなら、あながちないとは言えない活躍だったのではないでしょうか。

2019年11月24日 (日)

本業 生業

 かねてSNSなどでもお知らせしていた、札幌でのホッカイドウ競馬・石川倭騎手のイベント。今日予定通り行うことが出来ました。まずはゲストでお越し下さった石川倭騎手と、参加して下さった全てのお客様方に、心から感謝申し上げます。

 私は出演者由来で競馬に携わらせて頂いている身なので、こうしてイベント自体を企画して運営するという仕事は、正直自分の携わるべき部分かどうか、常に心の中で葛藤しています。競馬に関する「表現活動」という意味では、守備範囲の延長線上というか、拡大解釈というか、そんな感じで一歩踏み出して取り組ませてもらっています。本当は、その物事を世間に伝えるために、あるいはその楽しみを広めるために放送を作る、あるいはイベントを作る、何かを世の中に打ち出す、ということを誰かがやってくれるなら、そちらの方が全然いいです。自分はその中で、出演者として力を発揮するのが、一番自分に合った表現方法ですから。そういう流れの中に自分が普通にいられれば、それはそれで楽なんですけれどもね(苦笑)。

 ただ…広い世間の物事の中には、価値があるのに日の目を見る機会に恵まれないものもたくさんありますし、きちんと取り組めずその価値を生かし切れないプレイも数多くあるのが実情。そんなときに、私自身が作る側に回ってその物事の価値がきちんと世の中に伝わる手段になるなら、それはそれでひとつのありようなのかなという思いも、最近は少しずつ持つようになりました。執筆も、イベントの企画運営も、それを本業としている人たちが「きちんと」取り組んだら、私じゃ太刀打ち出来ないですよ。それを自覚しながらやっています。手つかずで、みんなが拾わないけど、とても価値があるもの。やり過ごしてはいけない物事…よく見ると、競馬の世界だけでも、いっぱいあります。他の世界まで広げたら、もっとあるでしょう。それをきちんと拾って価値あるものとして、世の中のひとびとに感じてもらう、楽しんでもらう。どこまでやれるかわからないんですけれども、そういうことに手を抜かずに活動して行ければ、まだやれることはあるんじゃないかなと思いながら取り組んでいます。

 イベントに関しては、正直、もっと多くの方々の助けが必要です。イベントに参加して下さるお客様ももっと必要だし、イベントの趣旨に賛同して、イベントが産み出すはずの価値や集まるはずのひとびとの力を利用して頂き、代わりにその実施を形として助けて下さる向きも、もっと必要。いまはもう、そういうことに初めから恵まれているような仕事はどうやら私には回ってこないみたいですので(爆)、そうした周囲の助力の「おかげさま」をいままで以上に感じながら、何がしかやらせてもらえればいいかなと。

 

 あとは、本業…かな。いまのところ、全く本業を行っていくめどが立ってないので。どうすればそこで力を発揮する機会が生まれるのか、模索しているところです。なかなか、ではありますけれどもね。

2019年11月23日 (土)

それぞれの日に、それぞれの場所で好日

 今週も、あちらこちらに出かけている間に、もう週末…。

 一日1カ所しか出かけてないんですけれども、神奈川・川崎、千葉・成田、岐阜・笠松にも行って、昨日は東京の自室に帰ってきて籠城。会社に毎日出勤するでもない分、まあそれぐらいは出かけてなにがしかしていないとね、位の気持ちで、特に明確な目的もなくフラフラとしています。

 それでも出かけて行けば、それぞれ行った先で誰かはいて、何かは起きる。競馬のことに限らず、事ごとにつけそういうものなんでしょうね。昔風に言えば、「犬も歩けば棒に当たる」っていうやつでしょうか。いまはもう、そんなの言わないですよねきっと(苦笑)。

 

 出かけた中では、笠松がちょっとだけ久しぶりでした。幸いとても良い天気で、競馬日和。競馬場の雰囲気を楽しんだり、レースの合間のプレイヤーの皆さん方との話に興じたり、最後はレースもきちんと取材したりして、あっという間の一日。取材に出かける日は、私のカレンダーには「取材○○競馬場」としか書いてないんですけれども、本当にそれで一日終わるし、それでおなかいっぱいな感じになります。色んなひとびとにも合うことも出来て、いい一日でした。

 昨日は寒い一日を殆ど自室で過ごして、今日も昨日に続いて冷たい雨。ビギナーズセミナーの仕事でいま東京競馬場に来ていますが、熱心なお客様方が集まり、競馬場での時を楽しんでおられます。こんな日は、初心者のお客様は少ないだろう…と思いきや、朝からビギナーズセミナーは以外と繁盛しております。ジャパンカップ絡みの宣伝の効果もあるのか、あるいは今週が終わると、しばらくこの場所での競馬がお休みになるからでしょうか。とにもかくにも、賑わっているのはいいことです。

 

 仕事が終わったら、一度北海道に戻ります。一時大変な天候になった時には、ずっと東京にいて全くの人ごとでしたが、この週末はどうだろうか。日曜日にはAiba札幌駅前のカフェバー・スタンピーズでイベントもありますし、穏やかな日和になればいいなと思っています。

2019年11月18日 (月)

今年も行くよ!暮れの香港

 11月も、はや後半へと折り返し、年末が近づいてきました。競馬業界では、日本に限ってみればこのあとジャパンカップがあって、そして更に年末に有馬記念という流れになるわけですが、今はもう国内だけで物事を測れない業界になっていまして…年末と言えば、一大行事は香港。毎年恒例の香港国際競走も、もう3週間後に迫ってきました。

 今年は何しろ、世界で一番強いかも知れないアーモンドアイがこの香港国際競争に向かうと言うことで、世界的に注目度が高まるところ。日本での秋の一連のビッグレースが終わるにつれて、馬の方はどの馬が香港に遠征する、という話題がこの業界を賑わわせています。

 問題は…馬よりも人の方。やはり昨今の香港情勢は誰でも気になるもので、取材や観戦イベントなどで出かける可能性のある周囲のひとびとの間で、行くだの行かないだのの話が驚くほど頻繁に出ております。実際に、「いつもこの季節に香港」という方が、今年は行かないという話が聞こえてくるにつけ、香港で起きていることがどのように感じられているのかということが、私にも伝わってきます。

 

 私はね、行きますよ、殆ど例年通り。

 「香港にいつも行っている」ということもひとつの理由で続けさせてもらってきた、レース当日の中継放送の仕事は今年勿論なくなり、他の仕事の声もかからない以上、取材という形で香港に出かける理由は残念ながらなくなってしまいました。しかし、それならそれでむしろ、客活動は例年以上にがっつり出来る。日曜日の国際競走本番も、シャティン競馬場で見ることが出来る。もう20年欠かすことなく、香港のその場所に(年によっては一度ならず)競馬を契機として通い続けてきたことの「原点」を見つめ直すには、丁度いい機会なのかなと、むしろ前向きに捉えています。観戦以外の取材は、今のところ全くしないつもり。具体的な仕事があれば別ですが、そうでもない限り私にとっては、その競馬に私なりに「触れる」ことが仕事だと思うので。

 もう飛行機も宿も取ってしまいました。彼の地の社会情勢がどうなるかはわかりませんが、それはともかくとして、もしかしたら今回の香港行きは私にとって、これだけ何回も通っている中で触れてきたのとは全く違う経験体験になるのではないかと、心から楽しみにしているところです。

 いつも取材でご一緒してきた皆さん方と、お目にかかる機会は殆どないかも知れませんが…現場で姿を見かけたら、笑ってやって下さい。「ああ、やっぱりいるんだ」ってね。

2019年11月17日 (日)

今日もまた、「新鮮な」日曜日

 この週末は、昨日今日2日間ともに東京競馬場。ビギナーズセミナーを受講しに訪れたお客様方と、競馬の時を過ごさせて頂きました。

 昨日も今日も天気がいいこともあって、結構なお客様の入り。盛り上がる場内を、ビギナーズセミナーの旗を掲げ振りながら歩いて案内するのは、ちょっとしたバスガイドか添乗員気分(笑)。セミナーのお客様との触れ合いだけでなく、その様を周囲で見ている他のお客様方との触れ合いもあって、私も競馬場の雰囲気の中に溶け込みながら楽しませて頂きました。本当は、当たり馬券も「ガイド」出来れば良かったんですが…残念ながらそちらはサッパリ。お客様はお客様で、ご自分で選んだ馬で馬券を取ったりされていたので、そちらの方のガイドはあまり関係ないみたいです。

 今日は仕事が終わって、レースが終了する前に競馬場を出て家路につきました。午後3時頃に街中を行くと、その風景は私にとっては久しく目にしていないとても新鮮なもの。思えば人生のここしばらくの間、日曜日の午後の時間に、テレビに出ているか、あるいは競馬場にいるか以外の時間を過ごしたことが殆どありませんでした。まだまだ残されている休日の時間を楽しもうというひとびとの、心浮き立つ雰囲気と何かゆったりとした様子が一体となった姿に、少し心を癒やされました。

 たまにはね。そんな雰囲気にも触れていかないと。なんかまだ、もっと色んなことをしていきたいですね。仕事だけでなく、遊びでもなく、今まであまり触れる機会のなかった何か、かな。勿論競馬の仕事をしている以上、一般の週末はそれに携わることが多くなるのだけれど、そこから「離れていく」ことなく「幅を広げていく」方法を探っていきたいものです。

 

 門別の開催が終わって、2回目の週末。今日もデスクワークを少し片付けたあとの夜の時間は、少しのんびりさせて頂きました。年明けには人間ドックを受診する予定も入ったし、冬場は体のことも考えていく季節になるかな。もう結構長い間、風邪も含めてまるまる休まなければならないような病気もないのは、有り難いこと。いまの悩みは増えてきた体重でしょうか…(爆)。

2019年11月16日 (土)

まだ見ぬ街の姿を思い描きつつ…大移動

 週明けあたりから、テレビでも全国ニュースで取り上げるようになった、JR山手線と京浜東北線の運休。いまの東京での在所が、山手線の外側から品川にジャスト接続する位置に当たり、運休の影響はモロに被る形になりました。テレビで喧伝し始めるよりずっと以前から駅には告知のポスターがそこかしこに貼られていて、私はそれを見て今回のことを知りました。ホームで電車を待っている間に、ポスターに書いてある内容を結構時間をかけて読んで、しばらくしてからようやくわかりました。これは、かなり大変な規模の工事だと。

 実際、品川駅から東京に向かって電車に乗って、車窓から遙か向こうに見える新駅予定地の工事現場の様子を見るにつけ、ここからあそこまで移動するのか…と。勿論、線路自体がその距離を横に移動するわけではないのですが、これだけ大規模にルートを変えて、その日のうちにまた電車を走らせるというのは、返す返すもすごいことだと。だって、線路だけじゃなくて、電気も信号も全てひっくるめてそちらに切り替わると言うことは、プラレールの青いレールをつなぎ替えるっていうのとは、訳が違いますから。当たり前か(笑)。

 元々は、車両基地があったスペースをドカンと開発してしまう、高輪ゲートウェー。いまはまだ、まるでかつてのドバイを思わせる荒涼とした工事現場があるだけですが、ここに様々なビルが建ち、ひとつの街がそっくりできあがってしまうと思うと、また大胆なことを思いついた人がいるなと。周囲の地価も上がってるって聞きますから。このあたりは情報力なのか、あるいは発想力なのか。私にもそうした力がほんの僅かでもいいから備わっていればいいのに…などと、詮無いことを思い巡らせながら、今日は最寄り駅からいつもと全く逆方向の電車に乗って、川崎から南武線に乗って東京競馬場へ。競馬場に向かう途中から見える富士山の姿が、頂きで光り輝く雪の白色と空の青とのコントラストで、実に美しく見えました。

 夕方に、同じルートで帰ろうとしたら、今度は夕日を浴びて逆光でシルエットだけ見える山の姿。やっぱり、富士は日本一の山、ですね。

2019年11月13日 (水)

この競技の「季節」と、「地域」の象徴 軽井沢国際カーリング選手権

 軽井沢に出かけてきました。

 秋も深まり、さぞや寒さも厳しくなってくる頃だろうと、ジャケットだけでなくコートも着込んで東京駅から新幹線に乗車。台風の影響で若干便数の少なくなった北陸新幹線のまあまあ混雑した中を1時間少々行き、さあ軽井沢に着いてみると…

 全く寒くない

 本当に拍子抜け。コートを着たまま日なたにいると汗ばむぐらいの陽気に、周囲の地元の方々からは「昨日は雪がちらついていたんだけどねぇ」と気の毒そうな慰めの声。軽井沢アイスパークに着いたら、早々にコートもジャケットも脱いで、季節感のない格好のまま一日活動しておりました。

 

 12月18日から始まる、年末恒例となったカーリング大会「軽井沢国際カーリング選手権」の記者発表が行われ、代表で会見に臨んだ地元チームの選手の姿や言葉に触れてきました。カーリングのシーズンは、季節で言うと夏の時期からすでに始まっていて、主力チームは海外の大会に遠征に出て、力を培ってきております。この軽井沢国際が近づいてくると、いよいよ目は国内に向いて来る頃合い。2月には日本選手権が同じ軽井沢で行われることもあり、また海外からやってくる強豪チームのプレーを目の当たりに出来ることからも、大いに注目される大会になります。

 もう何年も、実況アナウンスの仕事で手伝わせて頂いているこの大会ではありますが、季節を迎える度に、新たなシーズンへ向けての期待感から、とても新鮮な気持ちになることが出来ます。それはやはり、この大会が持つ独特の雰囲気と、季節感、でしょうか。長野オリンピックはもう20年以上も昔の話になりますが、確かにこの軽井沢でカーリングに湧いたそのときがあったという証。そして、その後10年が経ち「記念事業」という位置づけを離れて、大会自体が自立して新たな道を進んできた結果が、いま。軽井沢には、カーリングと、毎年この季節を賑わわせるこの大会と言うこと。その地域の中での「存在感」こそが、この大会の最大の魅力と言えるのではないでしょうか。

 今年も、この大会をお手伝い出来ることの「縁」を感じ、心から感謝しつつ楽しめればと思っています。

2019年11月11日 (月)

PACCの(ゲーム内容ではない)雑感

 一昨日まで中国・深センで行われていた、カーリングのアジアパシフィック選手権。日本代表は男女ともに決勝戦まで進出したものの、そこで敗れていずれも準優勝。女子の方は決勝戦に進んだ時点で2枠ある世界選手権の出場枠を得ることが出来ましたが、男子の方は「優勝条件」だった出場枠を取ることが出来ず、1月にフィンランドで行われる最終予選に世界選手権出場を賭けることになりました。

 なぜ男女で持っている枠が違うかというと、前のシーズンの世界選手権で最下位になった国が属するエリアの出場枠はひとつ剥奪して最終予選にあてる(大雑把な説明です)というルールがあるから。男子の方は先の世界選手権で韓国が最下位になってしまい、アジアパシフィック選手権から世界選手権に出られる枠がひとつになってしまいました。で、決勝戦で日本を破ってたったひとつになった出場権を獲得したチームが…なんと韓国!そういう結果まで予見するわけではないのでしょうが、カーリング業界というのは本当に面白いというか、興味深いルールを作るものです。

 いずれにせよ、今シーズンからオリンピックへの出場資格がかかる世界選手権。男子日本代表のコンサドーレの皆さんには、1月のフィンランドでの最終予選で頑張ってきていただきましょう。

 こっそり、1日でも2日でもフィンランドまで見に出かける方法があるかどうかを考えている件は、内緒。

 

 今回は期間中ずっと外出していて、せっかくあったテレビの放送を見ることが出来ませんでした。っていうか、深センならフィンランドと違い、時間があればちょこっと出かけて様子を見てくることも出来る場所。

 大会が行われた深センユニバーシアードスポーツセンターという場所にも、行ってみたかったですね。調べてみると、2011年に夏季ユニバーシアード大会が行われた場所だとのこと。当時から冬季氷上スポーツが実施可能な設備を備えていたのかどうかはわかりませんが、亜熱帯で気温の高い中国最南端にあたる場所で冬の氷上スポーツが行われる会場というのは、大変ユニークでもあります。

 実はかなり昔に深センを訪れた時に、彼の地の観光地である「世界の窓」の一角に、真夏に近い気候の時期でも子ども達がアイススケートを楽しめる屋内リンクがあるのを見て、大変驚いたのを思い出しました。このたび調べたところ、私がそれを目にしたのが同じ2011年の4月。それから8年で、同じ街でカーリングの大会が行われるようになってしまうわけですから…その子ども達のアイススケートリンクも、単なる小さな「お遊び」ではなかったということなんでしょうね。

2019年11月10日 (日)

競馬の楽しみの「プレゼン」 場立ち予想トーク

 もう一つ、門別のシーズンを通じて担当させて頂いたのは、Aiba札幌駅前の場立ち予想。競馬に詳しい喋り手が、場外発売所に一日滞在してレース毎の予想を披露するというこのイベント。あちらこちらでピンポイントのイベントとしてはやらせて頂いてるのですが、このような形でシーズンを通じて連日というのは初めて。昨年秋にオープンしたこの場所にとって、事実上初めてのシーズンということで、会場側の皆さん方と相談の上で実施させて頂きました。

 実は、始める前には「その場にいてお客様の相手をするだけで良い」とか「全日程埋まらなくても、人が出るのが可能な日だけで良い」とか、そんな感じの意見も出ていました。勿論、出して頂く予算的なこともありますし、現実的に毎日その仕事に人をきちんと張り付けることが出来るのか(当然私一人では無理なので)など、いくつかの問題がありました。それでも最終的には、会場の運営側の皆さん方には私の「信念」みたいなものを恐らく信じて頂いて、「門別全日程」「やるならきちんと、全レースの予想をお客様に話す」という形で始まり、そして本当に全日程その通りにやり遂げることが出来ました。恐らく、この2つの要素があったからこそ、このイベント(私たちにとってはこの仕事)がお客様にとっての存在感を伴いながら、競馬の楽しみを味わって頂く一助になったのではないかと、ここは少々図々しいですが自負しております。

 

 この形で行うためには、競馬に関する特別の知見と、それをしっかり言葉で伝えることの出来る力量のある、非常にハイレベルな喋り手が必要です。競馬に関する知見は、解説者専門家の方がお持ちの知見とは全く違う、言ってみれば「競馬の客としての知見」のこと。ただ○や△打って予想するだけなら誰でも出来るし、競馬の「裏事情」的なことも含めて一般のお客様方が知りえないことを知らせる、みたいなことも必要ありません。それが必要ならば、専門家をゲストに来てもらえばいいわけですから。私たちのような「競馬の伝え手」として求められる話の中身は、お客様方にとって目の前のレースや競馬が、いかに楽しくアトラクティヴなものに見えるかということ。予想が当たっているかは、その場盛り上がるかどうかの偶発的な要素に過ぎず、中身としてはレースの楽しみ方をきちんと話して、それが当たっているかどうかの方が遙かに重要なのです。それも、いま雨後の竹の子のように増えている予想ユーチューバーの皆さん方とは違い、今まさに馬券を買おうとしている生身のお客様方の目の前で直接語りかけるという…最後は、喋り手の「語る力」ですよ。まさに目の前で行われているレースや競馬のプレゼンテーションを、1日12回またはそれ以上。勿論、これからお金をかけるお客様方の前でいい加減なことは話せません。ある意味、テレビに出たりするよりも緊張感を伴う仕事であるはずですし、いまあたかも「予想芸人」みたいな感じになってあちらこちらでこの形の話をさせて頂いている私としても、毎回毎回大変緊張感のある舞台で務めさせていただいていると思っています。

 今回は、私も含めて4人の喋り手で全日程をカバーしながら担当させて頂きました。私も含めて、今述べたようなレベルに達していたかどうかは、これからの喋り手としての精進に委ねるべきところも大いにあったと思います。そんな中でも、それぞれの出演者をお客様方が構って下さり、競馬の時間をともに過ごして下さったことは、私たち一人ひとりにとって喋り手として、そして競馬の伝え手としての貴重な経験になったことは間違いありません。

 まずは、このタフな仕事に交代で当たってくれた喋り手の皆さん方に、心からお礼を申し上げたい。そしてこのような周囲にあまり類を見ない貴重な経験を、是非これからの喋り手としてのありように生かして欲しいと思っています。

 

 勿論、この仕事に関しても、実施側の皆様方の支援と、お客様方の応援があってこそ。いまこの一区切りのタイミングで、改めて心から感謝しています。

2019年11月 9日 (土)

しばらくは、週前半が少しのんびり

 門別の開催が終了して、私の手元で一段落、となった案件が2件。ひとつは、競馬の情報サイト「netkeiba」に出させて頂いていた、門別競馬の予想。もう一つは、Aiba札幌駅前でイベント運営として携わらせて頂いていた、場立ち予想トークイベントでした。

 

 netkeibaの予想は、シーズン開始直前にたまたま声をかけて頂き、始まった仕事。最大週3日間ある開催全日程の全てのレースの予想を、印だけでなく中身まで執筆するというのは、始まる前に想像していた通りのタフな仕事でした。取材記者の予想としてではなく、「一般ファンがわかる情報を総動員して」という建前でやらせていただき、そうはいっても門別にはそれなりに取材にも出かけているので、その話も織り込みながら、私自身もこの場所の競馬を、そして競馬そのものを相当程度学ぶ機会にさせて頂くことが出来ました。

 自分に課したルールとして「可能な限り競馬新聞が出回る前に予想をリリースする。無理な場合でも競馬新聞は見ずに予想する」ということを、実践してきました。なので、「よい子はまねしちゃいけない馬(笑)」に印がついていたり、過去レースを見ての見解が少し長くなっていたりと、予想記事としてはゴツゴツした感じの出来になっていたと思います。ただその結果として、同じサイトに並行して出ている「予想の当たり外れを競う」方々の予想とは一線を画す「情報」を提供してきたつもりです。一言で言えば、「門別の競馬と、その馬たちやプレイヤーたちを知ってもらう予想」ということになりましょうか。

 前提にあるのは、門別本場で実況アナウンサーや放送制作に携わってきた間に、プレイヤーや、あるいは解説者の方から教えて頂いてきた「競馬をめぐる様々なこと」。その間に学んできたことを、今目の前で行われている競馬の「見方」に生かし、そしてそこから感じる物事を、次のレースの予想の中に盛り込んでいくという作業は、自分自身としても大変興味深く、競馬に対する新たな見方感じ方を養う機会にもなりました。ある意味、そこに出ている馬やひとびとや、もっと言えばレースそのものの興味を伝えるプレゼンテーションのようなものですから、予想は。その意味では、まだまだこの分野で学ぶべきものも多いし、またこれを競馬に関する他のジャンルの仕事に生かす要素としても、多くのものを見出すことが出来たような気がします。

 時には入稿の締切との時間的せめぎ合いが苦しいときもありましたが、今振り返ってみると競馬に携わる自分として素晴らしい経験だったと感じます。また来年同じような機会があるかどうかはわかりませんが、またこうしたことにチャレンジ出来ればと、心から思っています。

 お世話になったnetkeibaの担当者の皆様には、心からお礼を申し上げます。そして、出した予想で(当たり外れはともかく)門別の競馬を多少なりとも楽しんで下さったお客様がいらしたとしたら、それは私にとって大きな喜びであり、お客様方には深く感謝しています。

 

 場立ち予想の話は、字数が尽きたので、また明日の稿で。

2019年11月 8日 (金)

移動もまた ひとつのきっかけに

 土曜日から始まった長い旅が終わって、東京に戻ってきました。出かけた先は北海道ですが、自室のある札幌ではなく、道東オホーツクから道北(の南の方)をぐるり回って、車でざっと700キロあまり。最後はまた新千歳空港からLCCを使って夕方には成田におり、都内の自室まで帰ってきました。

 確かに移動は大変だし、疲れます。その一方で、場所が変わると自分の中のスイッチが切り替わるという面も確かにあって、それはそれでリフレッシュ。移動中にぼんやりと思いを巡らせていると、仕事の上でやりたいことがあれこれと湧き上がってくることもあって、消耗するどころかむしろ「チャージ」されることもしばしばです。

 今日も、自室まで帰り着くまで待ちきれなくて、品川の駅の中の飲食店でパソコン開いてパタパタと2時間。移動の最中に「スイッチ」を切ったのが良かったみたいで、「いつもこうだったらいいのに」というほどのはかどり具合でした。もちろん、いつもこうなら苦労はしないわけですが(苦笑)。

 明日からはしばらく、本州方面であれこれ。いまは具体的に「これと」と定めて取り組める物事に乏しいのですが…まああまり深く考えずに、そのときに出来ることをやっていけばいいかな。と、思ってます。

 

 中国・深センで行われている、カーリングのパシフィックアジアカーリング選手権では、日本代表が男女とも「無事に」決勝戦に進出。今週は慌ただしくて、せっかくやってくれているテレビ中継をぜんぜん見られていないのですが、女子の決勝戦はBSでやってくれるみたいなので録画して見るつもりです。男子の方はCSか…。契約しないと見られん(泣)。

 

 明日は、2週間ぶりに東京競馬場へ。仕事だけでなく、秋が深まってきたその場所の雰囲気を味わってきます。

2019年11月 6日 (水)

妹背牛から、空知の風景の中を行く

 朝、少し早く起きて旭川のホテルを出発。札幌へ帰る途中に、車で小一時間南へ下ったところにある妹背牛(もせうし)に立ち寄りました。丁度旭川に用事があるいいタイミングで、この妹背牛のカーリングホールで「日本ジュニアカーリング選手権」が始まっていて、ほんの僅かですが試合や選手の皆さんの様子を見に出かけました。

 折しも、日本代表チームが中国でアジアパシフィック選手権を戦っていて、カーリングのシーズンも冬に向けて本格的に盛り上がってくるべき季節。それと平行して、このカーリングという競技の未来を担う若手選手達が覇を競うこの大会の様子は、私としてもとても気になるところです。いま皆さんが名前を聞いたことのある選手達も、必ずこの「日本ジュニア」のタイトルを目指し、そして活躍した時期がありました。そんな流れを汲んで、自らも大きな舞台へと羽ばたいていこうという「今の若者達」の姿。いずれ彼らが大きな舞台へと勇躍進んでくる時のために、おじさんはまず顔と名前を一致させる努力から始めましたよ(苦笑)。僅かな時間の滞在ではありましたが、それぞれの立場でカーリングに取り組む「機運」みたいなものは感じ取ることが出来たかな。その印象が、私にとっては今シーズンこれから「カーリングに取り組む」ための糧になるはず。いいタイミングで若い彼らの姿を見ることが出来て良かったです。

 妹背牛のカーリングホールの裏手には温泉施設があって、以前から気になっていました。ゲームとゲームの間に、車に積んであるタオルを持って初めて入浴。やわらかい感じの、いいお湯。また年明けにもこの場所に来るので、そのときには連日入ってしまうかな(笑)。

 

 札幌までは、高速道路には敢えて乗らずに、空知の風景を眺めながら一般道をゆるゆると南下。新十津川、月形、当別…一つ一つの街で止まって見て回る時間までは取れませんでしたが、いつもの道央道の景色とはまた違う、のどかな雰囲気を味わいながら車を進めました。

 丁度石狩を通る方角だったことに気づいて、サテライト石狩に立ち寄り、明日のイベントの最終確認。朝出るときには全く予定していなかった行程でしたが、会場に立ち寄ったことで準備も出来て、気持ち的には安心と充実。北見・旭川と巡り、カーリングまで取材してきたここまでの旅路から、また明日は競馬のモードへと切り替えるいいきっかけになりました。

2019年11月 5日 (火)

いずれ来る勝利を呼ぶ 経験

 昨日は、朝のうちに北見を出て、旭川まで車で移動。昼からは、旭川にある競馬の場外発売所「レラスポット北彩都」でイベントに参加させていただきました。

 前日の北見ではそこそこ当たったばんえい競馬の馬券ですが…今日は少々苦戦。「これは堅い!」という馬が勝っても、その後ろに来る人気のない馬をなかなか指名しきれず、派手な戦果を収めることが出来ませんでした。馬券の道は、なかなかに険しい!

 

 レースの話題はいくつかあって、ひとつには午後に、「地方競馬の祭典」と言われるJBC競走が行われ、旭川でもこれを目当てに来場されたお客様で盛り上がりました。この場所ではそこまで頻繁には行われていないレースの予想トークも、その物珍しさもあってか喋り始めると多くのお客様が集まって下さいました。こちらも予想は一息でしたが、皆で一緒にレースを見て盛り上がる場所を創り出す機会を頂け、レースが行われていた埼玉・浦和から遠く離れた北海道・旭川で見るビッグレースの楽しみを、お客様方とともに堪能しました。

 JBCスプリントでは、馬券的にはともかく、話題としては多くの耳目を集めた藤田菜七子騎手とコパノキッキングの動向が、レースの動向をも左右しました。レースの前から、乗る人にとっても馬にとっても勝った前回の東京盃以上に「難しい宿題」だと思い、イベントの中でもお客様方とそのように話してきました。果たして、レースでは、その「難しい宿題」が見事解けたか!?と思ったその瞬間に、後ろからライバルがやってきて、惜しくも2着。レースの後藤田騎手は「もっと早めにペースを上げて行けば良かった。逃げた馬を可愛がりすぎた」と語ったと聞きました。まさにそこが、この宿題を解くためのポイントだったのでしょう。藤田騎手、勝つことは出来ませんでしたが、この「宿題」に挑んだ経験が必ず次に生きることでしょう。クラスターカップで負けた後の東京盃を勝つことが出来た、あのときのように。

 ばんえい競馬の話題は、なんと言ってもメインレースのホクショウマサル。28連勝に挑んだこの日のメインレースは、ライバルを難なく置き去りにしての強い勝ち方を見せてくれました。やはり話題になる馬だけに、夜のメインレースの時が近づくと、お客様方も興味深そうにイベントで掲げた出走表を眺めながら、レースの予想を楽しんでおられました。もう今は、勝てそうなレースと、馬の状態面のタイミングをにらみながらの出場で、度々歩くところを見ることが出来るわけではないホクショウマサルですが、こうしてお客様方と一緒にそれを楽しむ機会に恵まれたことは、私にとってもいい経験になりました。

 

 今日一日、旭川に留まって、デスクワークを必至に処理。駅前のイオンの中にあるスターバックスに、昼食の休憩を挟んで10時間ぐらいいたかな…それなりにコーヒーやお菓子を頂きながら、手元の仕事を片付けていく時間は、それなりに心地よい時間でした。

2019年11月 4日 (月)

再び繋がる 場所との縁 北見

 先週末が明けた後は、「貧乏暇なし」(笑)を地で行く感じで、あちらこちらへ落ち着きなく出かけておりました。

 火曜日 名古屋
 水曜日 都内&船橋
 木曜日 北海道へ飛んで、一度札幌へ行った後門別
 金曜日 札幌から東京へ
 土曜日 東京から北海道へ飛んで、5時間ドライブで北見へ
 日曜日 北見でイベント
 月曜日今日 北見から旭川へ3時間ドライブ 旭川でイベント

 それぞれの場所で、取材に、仕事に、それぞれの場所の方々によくして頂き、本当に有り難い限り。行き会ったお客様方との触れ合いも楽しく、あちらこちらに移動した分だけいい一週間になりました。

 

 昨日は、北見にある競馬の場外発売所にお邪魔し、イベントのお手伝いをさせて頂きました。

 いまはカーリングを通じての縁を頂いているので、しばしば訪れたり滞在したりする北見の街ですが、競馬の用事で訪れるのは北見競馬場廃止に伴う最終開催で訪れた時以来。これがなんともう、13年前のことなんですね…。

 その最終開催が終わって翌日、北見からバスに1時間半ぐらいだったか穴…ゆられて出かけたのが、私にとって初めての常呂訪問。気温が氷点前後というオホーツクの空気の冷たさを感じながら常呂の街をひたすら歩き、カーリングの聖地のひとつといえる当時の常呂町カーリングホールを訪れ、カフェ「しゃべりたい」で食事して、常呂の港でホタテ貝が揚がる様子をじっと眺め、一日をぼんやりと、それでも濃密に常呂の町で過ごしたあの日のことは、結構ハッキリと覚えています。そこからまた至るまで、カーリングとの縁が少しずつ育まれ、仕事としてカーリングに携わらせて頂く用にもなり、いまは北見とこの会話にやってくるのも本当に「当たり前」のことになりました。そのぐらいの「気軽さ」がないと、わざわざ千歳から車でここまで来ようとか、思わないでしょう(苦笑)。

 結局、この界隈との競馬を通じた縁が、競馬廃止とともに切れてしまったのと入れ替わるように、カーリングを通じた縁が始まったのが、まさにその13年前のその時のことでした。そこからの時間の中で、カーリングの仕事や用事でこの街には度々訪れることになり、そしていままたこうして、競馬の仕事で北見を訪れる機会を頂いたという…縁というのは本当に不思議なものだし、ありがたいものだし、なんだか胸の奥がほんのりと温かくなるようなものなのだなと。今日一日お客様方と触れ合う時間を持たせて頂き、そんなことを思い巡らせながら過ごしておりました。この場所と私との、この場所との間の縁の「これから」。また競馬につけ、カーリングにつけ、あるいは全く別な「何か」につけ、わくわくするようなことと出会えればいいなと、心から思っています。

 いまこうして、この場所との縁を再び取り持ってくれたひとびとと、この場所でまた改めて行き会うことが出来た競馬のお客様方に、改めて心から、感謝。

« 2019年10月 | トップページ | 2019年12月 »