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2020年8月

2020年8月31日 (月)

移動して、気温3倍

 朝の気温10度そこそこという帯広を少しゆっくりと出て、西へ。千歳まで車を走らせてきたときには、十勝よりは少しぬくもった感じで一安心。しかし…そこから飛行機で飛んだ先は、まだ夏の暑さが残る名古屋。セントレアに降りた機体から外へ出ると、さすがに気温のギャップに一瞬のぼせて頭がボーッとする感じになりました。

 暑さに加えて大変だったのが、LCCの発着場から空港ターミナルまでの距離。バゲージクレームまで500m弱、名鉄電車の駅まではなんと1km以上と、暑さの中ではこれはかなりの難行苦行でした。何度か利用して「滅茶苦茶遠い」ことは知っていたものの、到着でこの苦行は夏場にはこたえます。バゲージクレームまでは通路も狭くて、降りた旅客がぞろぞろと行列で歩いて行く感じ。さすがに問題もあったのか、主に年配者やハンデキャップ向けのたった200mあまりのシャトルバスなるものが、バゲージクレームまでの間で運行されていました。

 これ、いまこういう状況で到着便も乗降客も少ないから良かったけれど、もしコロナがなくて予想されたとおりの旅客数だったら、健康トラブルも発生していたのではないだろうか。

 

 そんな感じで、一日かけて名古屋まで来ました。8月も最終日。巷では、学校の夏休みが終わったというニュースが流れ、9月になる明日からは、暑さは変わらなくても季節としては新たなシーンに入っていくという雰囲気を印象づけていました。

 ほんと…「新たな季節」にどんなことがあるのか、全く読めないままに、夏が終わるな…。何かあるにせよ、何もないにせよ、いずれにしても殆ど全てのことが「新しいこと」に満ちているという意味では、緊張感も伴うスリリングな時間が着々と過ぎていった感じがありました。そんなにやることがあるわけではなくても、色んな意味で決して気楽には過ごせないところが、苦しさでもあり、また悪くはない新鮮さも感じられたり。

 長いスパンでなかなか物事を考えられない状況ではあるので、秋になってもあまり気張らず、そこそこ何かやれればいいかな、ぐらいのスタンスで。はやく今の状況を「心地よく」過ごせるようになりたいものです。

 

 まだまだ、続くし、色んなこと起きるよ。
 頑張って行きましょう!

2020年8月30日 (日)

ピンチヒッターなので大振り(笑)

 急遽お話を頂き、昨日から帯広に来ています。ピンチヒッターでばんえい競馬の実況と中継放送の出演。2週間前に1日お邪魔して間がなくまた今回、ではありましたが、昨日と今日の2日間、改めて仕事の楽しい時を過ごさせて頂きました。

 2日間喋らせて頂いて、特にレース実況について改めて「もっとうまくなりたい」と思わざるを得ない自分の喋りには辟易としつつ(苦笑)、それでもお客さま方に楽しんで頂くイメージをしながら自らプレーする時間はやはりとても充実していました。最近では、自分は出ずに物事を作る方の楽しみも十分感じられるようになってきましたが、やはり本質的には自分はプレーするひとなんだろうなと、こういう機会があるたびに思います。周囲が良いというので、とりわけスタジオMCは好き放題(笑)。ご一緒した解説者の定政さんが「代打で来て、バントしててもねぇ」と言って下さったその言葉を、ちょっと真に受けすぎたなか…。放送の中で楽しく話をさせて頂き、また不慣れな面は周囲の方々に支えて頂きながら、今日はさすがに丸一日の放送が終わって、ホッとしました。

 

 滞在中は、街中にあるホテルヌプカに2泊。ゆるく旅人を迎え入れてくれる独特の雰囲気がある宿で、ロビー兼サロンの飲食スペースでビールグラスを傾けていると、マスクをしていること以外は、混沌とした世の中のことをしばし忘れること出来ました。

 

 十勝地方でも感染確認が出ているらしく、昨日の夜ひとりで食事に出てみると、そんな話題が店内の人々の会話の中から聞こえてきました。これはこれまでにはなかったこと。この街に限らず、正直地域によっては飲食店の対策も緩く、客側の意識も警戒感が希薄。地方都市で「北海道スタイル」のステッカーなど殆ど目にすることはありません。そんな中、お盆休みにはとりわけ地方都市に、道内だけでなく本州方面からもひとびとが集まっていたはず。確かに、その影響がそろそろ出る頃合いなのかも知れません。

 

 明日は、一度本州へ戻ります。

2020年8月27日 (木)

仕事のない「気楽さ」も 贅沢

 昨日までの3日間、開催中止となった川崎競馬は、今日から再開。むしろ中止になったことを奇貨としつつ、何日かはきっちり休んで南関4場全体である程度体制を作って再開させるのかと思っていたのですが…発表された情報からすると「川崎と浦和の騎手は大丈夫なので」であっさり再開。それだけでなく、週明けには飛んでしまった3日間の開催の代替開催を行うと発表され、これにはいいとか悪いとかではなく、ちょっと驚かされました。

 どうしても開催したいという「意欲」のあらわれなのでしょう。プレイヤーの皆さんも、開催に携わる方々も、この状況で開催継続というのは本当に大変だとは思われますが、とにかく開催する以上は何事もないように、またくれぐれも健康に留意してお勤めいただきたいと思っております。とりわけ、こういう風にバタバタとした時には、感染云々とは全く別に、疲れとか、思わぬ気持ちの途切れとかが得てして生じるものですから。

 ひとつだけ。来週の開催で船橋と大井の馬と騎手をどうするのかということは、まだ発表されていません。大井の騎手のPCR検査の結果も、発表されていません。明日金曜日の分は、特段の発表なしに出馬投票段階での自粛なり忖度なりが働いていたようですが、馬なり人なりを出走させないということであればこれは「ルール変更」なので、部内処理だけでなく客側にも是非発表して、「明るい競馬」の運営に努めて頂ければと思っております。いまは時節柄、物事何につけそういうことが大切な時ですので。

 

 今日は久しぶりに用事があり外出。一旦都心に出て、そのあとは最寄り駅付近を通り過ぎて川崎まで行きました。勿論、競馬は関係ないですよ。無観客開催で競馬場には入れませんから。

 最近、東京の自室から思いのほか近いということがわかり、買い物や食事は何かにつけて川崎に出るようになっています。今日はいわゆる駅裏のショッピングモール「ラゾーナ」で回遊。飲食店などで話を聞いても、「一時に比べると少し戻ってきた」という程度の人出のようですが、若い人たちや学校帰りの子どもたちの姿は多かったですね。

 用事を済ませ、夕方を過ぎて食事目的の人出が多くなる前に、すいている飲食店に入って食事もとっとと済ませて、帰宅。気を遣うことは確かに多いですが、仕事がカツカツに続いていて外食の機会すら「感染防止」のために自粛しなければならないひとびともいる中では、コロナのせいで飛んだ仕事と引き換えとはいえ、これはこれで贅沢。どちらが「いい生活か」は何とも言いがたいのですが、私は私なりに、いまの状況いまの生活には、満足とは言えなくとも、感謝はしているところです。

2020年8月25日 (火)

まだまだ だけど 少しずつ

 COVID19の影響による事柄の中止・延期という事態をずっと免れていた競馬においても、ついにプレイヤー(騎手)の感染が確認されました。昨日からの川崎競馬が、とりあえず明日まで中止。騎手全員にPCR検査を受けさせる、とのことで、影響がどこまで広がるのかやや心配されるところでもあります。

 昨今の情勢の中で、競馬の仕事からすっかり縁遠くなってしまっているので、業界における受け止め方がどうなのか、ということは今のところ私はわかりません。しかしながら、私なりにつらつらおもんみるに、どこかのタイミングではこういうこと、つまり野球とかサッカーなどの他のスポーツと少なくとも同じように、定期的にプレイヤーの感染の有無を確認しながら競技を続けていくという形を取っていかなければならなかったわけで、そのための良いきっかけと考えることも出来るのではないかと思います。何せ、感染者が確認された川崎競馬を含む南関東競馬はほぼ毎日開催されていますから。とにかく競馬の開催を「やめる理由がない」ので走り続けたというか、飛び続けたというか、そのような感じでずっとここまで来て、いまようやく休息なり不時着なりすることが出来たと思えば、ここで冷静に「どうあるべきか」も含めてきちんとした対処方針を内外にアピールして実施していくには、いい頃合いなのではないでしょうか。中止になった川崎競馬の関係先を中心として開催がなくなった部分の影響は、確かに関係方面には残念なことだし、経済的にも痛手でしょう。ただそれは、世の中の結構多くの部分で既に被ってきている痛手でもあるわけで、競馬の世界にも、ようやく「避けがたい影響」がやってきたものだと。そう考えるのが前向きなんだろうなと感じています。

 とにかくまず、競技が出来る状況を、世の中の数多くのスポーツ競技で整えようとしている(そしてなかなかうまくいっていない)ぐらいの程度では整備すること。ここからなのではないでしょうか。

 

 週末前からずっとステイホームで、わずかだけれどもありがたいことに全くゼロではないデスクワークにいそしむ傍ら、松戸競輪の開設記念に4日間ずっと車券を買いながら参加してみました。

 すでに観戦客を迎えつつ開催をしている松戸競輪。恐らく、入場のための要請事項の中には、マスク着用や検温などのほかに「大声を出さない」というものがあったはずなのですが…聞こえる聞こえる(笑)、ゴール前のお客さんがたの声援や怒号。放送を通じてもハッキリと聞こえてきます。競輪の文化というものに鑑みれば、で声援や怒号を禁止するなど、野球で鳴り物応援を禁止するよりも難しいこと。これが、観客を集める、ということの現実なのでしょう。

 やはりね…その伝わってくるお客さんの声を聞くと、競輪場に行きたくなるよね。場内では色々やっているような気配が放送で伝わってきていたので、今日は頑張って松戸まで行けば良かったかなと反省。普段忙しくないのに,今日だけやらねばならないことがあって残念ながら出かけることは出来ませんでしたが、少しだけ懐かしく感じられる独特の雰囲気だけは、中継放送を通じて味わうことが出来ました。レースも、気迫の感じられるプレーが随所に見られましたしね。

 

 私の身のまわりでも、動き続けていた競馬以外では「少しずつでも何とか」という流れが感じられるようになってきました。そのための提案も頑張ってして行きたいですし、形になりつつあるものにしっかり携わっていければと思っているところ。

 とにかく、考えて、行動すること。それしかない。
 色んなところで、その気運は感じる。
 競馬もようやく、その「スタートライン」に立つところなのかな。

 

 私も、世の中から完全に振り落とされないよう、頑張って行かねば。

2020年8月21日 (金)

「漂泊の日々」に思い巡らせて

 火曜日に稚内に着き、翌日から2日かけてゆっくり少しずつ、色んなところを見て回りながら南下。札幌の自室に戻ったのが木曜日の夜ですから…日曜日に帯広に出かけてからまるまる5日間。その前、週半ばに門別競馬場への取材にかこつけて日高西部をうろうろとしていた時間も入れると1週間以上になりますか。久しぶりに様々なところに出かけ、色々なものを見、そしてひとびとに行き会い触れ合うことが出来ました。

 日曜日に札幌から帯広へ向かい、帯広競馬場での仕事の翌日からずんずん北へ上って稚内までたどり着き、そしてまた札幌へ戻りました。車の距離メーターをセットするのを忘れたのが残念でしたが、途中だいぶ、寄り道とは言えないぐらいの回り道をしていたので、恐らく5日間で運転距離は1000kmを超えたのではないかと思います。

 

 こういうことは、いまこの状況で私自身がヒマじゃなきゃ出来ないし、またいまこの状況だから意識しなければいけないこと、気をつけなければならないことも勿論あって、そうした様々なことをひとり思うだけでなく、行く先々で行き会うひとびとの姿を見て、時に言葉を交わしつつ、その場所とそこにいるひとびとを感じて、時を過ごしました。

 まさに松尾芭蕉ではありませんが「漂泊の思ひやまず」道祖神に招かれるままに流浪した旅。運転も苦になるいとまがないほど、いろんなことを思い感じながら、あっという間に過ぎた日々。「GOTOトラベル」の「トラベル」という言葉とは全然相容れないけれど、「旅」という文字ことばがまさに表すような、そんな時間を過ごすことが出来ました。

  

 訪れた場所との縁と、行き会い(いまは距離をとりつつ)触れ合った全てのひとびととの縁に、心から感謝しています。

 

 今日はもう、午前のうちに東京に戻ってきました。東京を出たときにはまだ本州もここまで暑くはなっていなかったし、すでに暑さのピークは過ぎているのかも知れませんが…確かに暑いね(汗)。しばらくはこの暑い都会の空気の中で、これから取り組めるホットな物事を考え、形にする努力を続けていきます。何しろ…出かけている間に山ほど色んなことに気づき、思いついていますから。何か一つでも形になれば、の精神で、世の中の役に立つこと、私と私の会社が目指す、ひとびとが何か楽しみを味わえるようなことを考え、実現するチャンスを掴んでいければと思います。

2020年8月18日 (火)

役立つのは「お墨付き」ではなく「実態」

 帯広から、富良野を抜けて旭川。そしてそこから日本海側へ出て北上。北の最果て・稚内まで来ました。

 行く先々で、飲食店とか観光案内所等に立ち寄り、地元の方々と話をしました。どこも観光客が干上がってしまい、経営や生活は大変なのだと思うのですが、東京や札幌などの都会で同じような話をするのと比べると「悲壮感」みたいなものは希薄なのかなと感じました。皆さん口を揃えて「今年の夏は仕方ない」といった風で、言葉で表すと「戸惑い」といった風。少し外に出てみると、今の状況の「感じ方」は人それぞれであるばかりでなく、地域によってもかなりの違いがあるのだろうなということを、改めて感じさせられました。

 考えてみれば、そもそも「時間の流れ方」みたいなものが全然違うから、3月頃からいままでに「それぞれにあったこと」も都会で味わい感じるそれとは、きっと異なるのでしょうから。あとは地域の経済規模が違うので、政府が「金額規模一律」で出している給付金や貸付金などの経済対策が地方では都会よりも効いている、という面もあるかも知れません。都会と紐付いているような大規模の店舗などは大変でしょうが、話をした小規模のお店などでは、生活に困る、という話は聞かれませんでした。

 

 今日滞在する稚内は、一昨日日曜日まではかなりの来訪者があったみたいで、話をした飲食店では「先週はいつも以上にお客さんが来て大変だった」と話していました。合わせて「何となく複雑な気持ち…」とも。

 逆にお店の方からは、札幌や東京はどうなっているのか、と聞かれました。私は日頃目にしている都会の様子や状況を答えて、「お客さん少なくて大変だろうけれども、くれぐれも気をつけた方がいい」と話しました。実際、今日稚内で町の様子を見ていると、ホテルもチェックインの時にはみなマスクをしていても、一旦ホテルの中に入ってしまうと、食堂とか大浴場とかホテルの中で活動するのにマスクをしているひとは、ザッと半分ぐらい。わいわいとグループで大声で喋りながらコンビニの袋を持っているのは、だいたいホテルに帰っていく旅行客。国のリーダーの方々は「対策を取っていけば、旅行もOK」みたいなことを言っていましたが、その条件の部分がまだ習慣としては浸透していないいまの状況は、見るからに危険、という印象を否めませんでした。

 あとは…もっと地方に具体的な情報を出した方がいい。数字の多いとか少ないとかじゃなく、例えば歌舞伎町のホテルではこんなことまでやっているよ、とか、札幌の飲食店では、店開けるためにこれだけの対策を取ったよ、と。これだけやったらOK、なんていう「お墨付き」みたいなものを与えても、結局状況は拡大しているわけですから…「これだけやっても拡大するから気をつけてね」という警鐘を鳴らして、具体的な行動に結びつけていくことが必要なんだと思います。

2020年8月16日 (日)

うまくなりたいんだよ…

 朝、札幌を出て帯広へ。札幌を出てすぐの恵庭や千歳あたりでは細かい雨が降っていたのですが、そこから進路を東へ取るとすぐに青空。いい天気の中でのドライブを楽しみながら車を進めました。

 道東に向かう下りは、時期的には混雑する方向とは逆…ではありましたが、それにしても道はすいていましたね。やはり道内の人出もだいぶ少なくなっているのでしょう。途中いつも休む占冠のパーキングエリアも、いつものこの時期ならば入りきれない車が手前の路肩に行列するほど混むのですが、今日はガラガラでもないけれど、混んでいるとは言えない、ぐらいの入り。そのおかげで、「密」を気にすることなく景色や花の色、そして売店のソフトクリームやコーヒーを楽しみました。

 

 帯広は、実況を担当する「オープロジェクト」(会社名です)のご厚意で仕事を頂戴し、レースの実況を担当させて頂きました。

 喋る仕事の機会も、今時の状況の中ではごくたまに頂戴する程度でしたが、こうして喋りの仕事、かつ競馬の仕事に携わる機会は、その今の状況を考えれば本当に有り難い限り。実況室だけでなく周囲のスタッフの皆さん方も迎え入れて下さり、一日本当に楽しく、そして充実した仕事の時間を過ごさせて頂きました。

 

 まあ、こう書くと恥ずかしい話なんですけど…うまくなりたいんですよね、いまでも。喋り手、出演者として。

 

 きちんと喋り手として喋る機会を得て、きちんと喋らせてもらって、うまくなりたい。実況もそう。テレビもそう。現場でのライブはいまは出来ないけれども、そういう場でもそう。いまは取材とか執筆とか動画の制作なども縁あってやらせて頂いていますが、それも全て、喋る、出演して伝えたり楽しんでもらう、っていうありようで感じることがベースになっているから。そしてそのありようが、自分の表現方法として一番「伝わる」、価値のある手段であり方法だと思っているので。

 そのためには、うまくならないと。

 今夜も、たった6個のレースではありましたが、ものすごく色んなことを考え感じながら喋らせて頂き、色んなことを思いながら時を過ごしていました。

 

 まあ、そんなもんでしょ?誰でも
 自分が生きていく上での「本芸」だと思えば、ですね。
 頑張って行きますよ!

 

 明日からは、ちょっと北へ。
 自分自身の「これから」を探す旅に出てきます。

2020年8月15日 (土)

この日だからこそ、思い巡らせて

 日高・門別競馬場での取材は木曜日までで終わり、昨日は一日札幌の自室に籠もって過ごしました。夜は買い物か外食かに出かけようとも思ったのですが、天気予報通り本降りの雨。一夜明けて今朝になったら、雨は上がって青空が広がっていました。

 朝のうちに、北海道神宮に出かけました。世の中も、明るい話題は全然ないし、自分自身も小さな救いは頂戴出来ても、先々何かを開いていけるような光が見えない状況。時間を作って神社に出かけて、心静かに手を合わせてお参りするには、丁度いい頃合いなのかなと思って足を運びました。

 例年だと、正月1回のお参りと決めている場所なのですが、今年は3回目かな。白い雪に包まれた景色とは異なり、青空や木々の緑に包まれ、明るい陽差しに照らされた本殿の前に立つと、改めて「この場所にいる」ということの縁を感じ、想いを新たにすることが出来ました。

 今日が8月15日という日なのはたまたま。でも、いまこの国この社会、いまの私たち、そしていまの自分…そうしたものの成り立ちとか、ありようとか、そういった物事に思いを致すのには、今日という日はもしかしたら、いいきっかけなのだと思います。ましてや…そういう物事が一通り、壊れかけてるいまこの時ですから。

 まずは、自分自身がいまあることへの感謝。そしてこれからのありようというものにも、しばし思いを馳せつつお参りしました。

 

 一昨日までは暑かった北海道も、夜になると気温が下がり、日が落ちると半袖では肌寒苦なる陽気。昨日は天気が良くなかったので急に涼しくなりました。まだこのあと暑い日もありそうですが、もう北の大地の短い夏は終わりかけているのかも知れませんね。明らかに「いつもと違う夏」の終わりに、何かきっかけが掴めればいいのですが…。

 今日はまた一日、札幌の自室に滞在。明日からは、道内で少し長い旅に出ます。出かける先で色んな物事に触れ、それがこれからこのあと生きていくためのヒントになればと思っています。

2020年8月12日 (水)

潮騒に心洗われ

 昨日から、北海道に来ております。北海道も、天気予報は外れてどこも大変天気が良くて、今日は内陸の主要都市を中心に最高気温36度とかいう、北海道らしからぬ陽気。私が来ている日高地方も、最高気温28度という数字以上に降り注ぐ陽差しの肌触りは、少しヒリヒリとした刺激を感じるほどです。まあ、本州方面よりは遙かにマシなんでしょうが。

 

 今週は、まず日高にある門別競馬場の取材。メンバーを見て、重賞のある今日明日だけでなく、昨日も競馬場を訪れ、今週の3日間の開催日全て通うことにしました。昨日はレースのあと札幌の自室まで帰りましたが、今日は事情があって早くに競馬場近くまでやってきて、昼前の時間を海辺で過ごしました。海辺と言っても、よく見るビーチや海水浴場のような場所では勿論なくて、小さな町から馬や牛の牧場しかない細い道路に車を走らせて、本当に小さな漁港のそばの海辺へ。北海道の海岸沿いにポツポツとある、まあ言ってみれば本当にありふれた風景の場所。

 かつて門別競馬場で仕事をしていた時にも訪れたことがなかった富浜の浜辺は、2,3人の釣り人が竿を時折投げているだけ。濱に打ち寄せる波の音だけがあたりから耳へと届き、その音を聞きながらじっと太平洋の広々とした水平線を見たり、あまり人を恐れず近くでたたずむ鳥たちを構ったり、時々力を抜いてものを思ったりしながら、しばし時を過ごしました。

 

 海を見ると、かつてだったら静かな中にも心浮き立つものがありました。この海の向こうにはきっと見たこともない世界があり、会ったことのないひとびとや感じたことがない様々な物事への憧れを抱き、胸を膨らませていた風景。しかしいまは、同じように眼前に広がる水平線を眺めていると、この海が地球の上の人と人との間のいろんなことを「隔てる」ためにあるんじゃないかと、そんな風に感じさせられました。

 それが「新たな日常」ならば、別に悪いことでもないのかなと。「かつてこうだった」と思いさえしなければ、ほんとに何てことないんですよね(笑)。人も殆どいないところまで来て、今の状況の中では何か心がホッとする場所にたたずみ、ひたすら繰り返し聞こえる波の音の中に自分自身も揉まれるしばしの時間。ようやく少し、頭の中で凝り固まっている「何か」を解きほぐすことが出来たかな…。

 

 競馬場での取材が夜に終わって、今夜はそのまま反対の海に沿って車を走らせ、新冠まで。久しぶりに近隣では有名な温泉「レコードの湯」のあるホテルで泊まりました。今の自分には贅沢ですが、この際だからと気持ちのいい温泉の湯に浸かり、残り少ない夜の時間をのんびり過ごしました。

 明日は、競馬場に出かける前にまた少し、人の少ない方面に出かけてみます。

2020年8月 9日 (日)

伝える機会 伝わる手段

 昨日放送の、グリーンチャンネル「アタック!地方競馬」出演。
 ご覧下さった方々、出演の機会を下さった皆さま方、本当にありがとうございました。

 現状、あんまり生きていくための経済に直接は結びついていない競馬場での取材も、「いつかどこかで伝える機会があるはず」と思いながら続けております。ですので、こうして見聞きしてきたことをお客さま方に向かって話し伝える機会があるのは、本当にありがたいこと。いま、そうした機会すら殆ど作れなくなってきている中、どこまで続くかも怪しい状況になってきてはいますが…競馬や公営競技の仕事はせっかく力を尽くして時間も使って積み重ねてきたことなので、もう少し何とかなればと心から思っています。

 自分自身の体と、それを続けていこうという心の力と、そういうことを続けていきながら生きていくための経済面の状況と、あとは世の中の状況…色んな状況が許す限り、頑張って続けていくつもりです。また色んな方面のお力添えを、よろしくお願いします。とにかく今は、機会が頂けることが一番の励みになります。

 

 日曜日の朝は、出来るだけ散歩をする日と決めていて、今日も実践。というか、朝早くてお店がすいているうちに、近所のコメダ珈琲店で新聞読みながら朝食食べたい、というモチベーションが強いかな(笑)。今日はラッキーなことに、いつも読んでいる新聞2紙が棚に置かれたいたので、ありがたく席で読ませて頂きました。

 以前は、新聞は宅配で一般紙1紙とスポーツ紙2紙の計3紙も取っていて、自室でじっくり読んだり、持って出かけて移動の合間に読んだりしておりました。しかしそれも、経費節減でいまは「縁があったときだけ」新聞を読み、あとはテレビとかネット上に流れてくるニュースで済ませています。ですので、こうして久しぶりに新聞を読んでみると、自分の知らなかったこととか気づいていなかったことがいっぱい。情報には何らかの形で触れているので、事実関係で知らないことがあるわけではないのですが、新聞を見るとまた違う感覚で頭の中でいくつかのことを思い巡らせることが出来ているような気がします。

 多分、スマホのニュースサイトなんかは、それを元に物事考えるには何かが適していないんでしょうね。同じように文字が並んでいても、その中身の受け取り方というか、吸収のされ方というか、そういうものが全然違います。具体的に何がどう影響しているのかはわからないけれど、多分それこそがギリギリの所で紙の新聞が全くなくなることはない理由なのではないかと思っています。

 同じ新聞をいわゆる「電子版」で読んだときにどうなのか。やっぱり、ニュースサイトと同じことが起きるのかな?

 実は、東京の在所の4軒隣に、新聞の配達所があるんですよね。いつも東京にいるわけではないので宅配を頼むのは無理ですが、そこで帰ると思えばもう少し新聞に触れる機会を作るべきかなとも思っています。

 

 あとは、日刊スポーツの占いね。これは見ないと(笑)。
 今は毎日は見られないけれど、見たときにはその日一日の行動の糧にしています。

2020年8月 6日 (木)

「ゼロ」からの脱出

 何とかギリギリ「やることがゼロではない」日々を過ごしております。

 こういうときだからこそ、上を見てうらやましがったり妬んだりすることなく、さりとて下を見て無意味な安心をすることもなく、「自分のありよう」だけに集中して生きていかねばと自分自身に言い聞かせながら、「ゼロではない」何かに時間をしっかり費やしつつ、一日一日を過ごしているつもり。そういう気持ちを維持するのはなかなか難しいのですが、「ゼロではない」ことだけを頼りに、その日一日を乗り切るような気持ちで過ごしています。

 今日も、そんな一日を「乗り切った」夜に、自分自身の反省会も含めてこの日記を執筆。日記なのに、月火水と3日間もサボってしまったのは、「乗り切った」ところで大抵、精神的に力尽きてしまうから。正確に言うと、力尽きてビール飲んでしまうから(笑)。今日は休肝日でお酒を飲むことなく、パソコンに向かってみました。

 

 給付金ももらったし、経済的にいますぐ困窮するわけではないから、何かが苦しいとかそういうことでもないんですよね。確かに先々どうしようって、心配な気持ちは一日の中でなんども頭をよぎりますが、だからといってそれで考え込んだり、絶望したり、やる気が失せたりと言うことは全然ない。多少なりとも前向きには日々過ごせているのかなとは思っています。

 

 まあただ…つまんない、ですよね。一言で言って。ひたすらつまんない。機会がないですから。

 その「機会」というものを、どうやって自分の方に引き寄せることが出来るか。最近はそんなことばっかり考えています。

 

 物事プロセスが大事、とか自分でもよく言うし言っていたけれど、違った(笑)。プロセスなんかあんまり関係なくて、出番や機会がどんな理由でも形でもいいので自分のところに来ないと、つまんない。いまこの状況になって、ハッキリわかりました。つまらないことをやる方が嫌だけど、やることがなくてつまらないのも相当にいや。

 ほんとに「ゼロ」になる前に、さあどんな風に動いていけるか…いまのところは、その「動いていけるか」の部分で多少なりとも「ゼロ」を回避していくことなんだろうなと思い、動くなり動かしながら過ごしているところです。

 

 昨日は名古屋で、今日は東京の自室でリモートで、「ゼロではない」一日を少しずついい感触で過ごすことが出来ました。昨日も今日も、多くの方に構って頂き、それは本当にありがたいことだと思っております。

 

 来週あたりからは…厳しいぞ(汗)。いよいよ「ゼロ」が近づいてきているから。

 どうやって「ゼロではない」日々にしていこうか。それを考えて行動出来る心身のコンディションだけは、保っていきたいと心から思っています。でないとね、ほんとに色んな意味で「ゼロ」になるから。何とか早くめどを立てたいものです。

 

 頑張って行きましょう。

2020年8月 2日 (日)

ミスリーディングか、ノットリーディングか

 金曜日土曜日と札幌で過ごして、今日日曜日に東京に戻ってきました。成田経由なので、自室までたどり着くにはもう一日仕事。でも、成田で電車に乗り継ぐタイミングがすごく良くて、朝に札幌の部屋を出て夕方まだ日が落ちる前には帰り着きそうな感じです。あまりのタイミングの良さに成田空港での滞在時間がいつになく短く、色んなことを見て回るいとまがありませんでしたが…電車の便数は、少し増えているのかな?空港の第2ターミナルの様子は、ここ一連と殆ど変わらず閑散としていました。

 

 前回も書いたように、札幌の様子はかなり心配な状況でした。平日は会社員の飲み会が文字通りの「宴たけなわ」になってるようですし、繁華街から離れた場所でも、10人いたら少なくともひとり、多いときには2,3人はマスクをしてない人に行き当たる、という感じかな。土曜日には、若い人のマスクしてない集団とかにもそこかしこで行き会いましたし。

 滞在中、札幌の人たちに「東京よりもマスクしてない感じあるね」と話すと、皆さん一様に驚いていました。なぜいま東京とか他の街でこのようなことになっているのかが、正しく伝わっていないなと感じています。それはひとえに、かつてはパチンコ店、そしていまは怪しげな「夜の街」というキーワードで表されるスケープゴートを作って切り抜けようという、リーダーの方々の…まあ失礼を承知でわかりやすい言い方をすれば「疚しい」思惑によるものでしょう。「夜の街」がいけなかったわけじゃなくて、そこでのいくつかの行為とか状況がいけなかったことは明らかなのに、そこはごまかしたのが、数字を減らしていわゆる「押さえ込み」をしたいのであれば致命的だったと感じています。

 もう、考え方や立場がいろいろあるのは仕方ないんだから。リーダーの皆さん方が腹をくくって嫌われ役やるしかない。それも半端な嫌われ役じゃなくて、ひとに「生き方変えろ」と言わなきゃいけない。大変な役ですよ。でもそれがリーダーの役割。

 そう考えると、リーダーから「私心」が消えたときが、事柄が終息に向かう時なのかな。例えば中国とかは一見、リーダーの思惑で色々やってると思われがちですが、あれはあれで後ろから刃が飛んでくる可能性も含めて、命をかけてやっている。日本では体制が違うから、同じやり方は勿論出来ませんが、求められている物事は結局のところ同じなんじゃないでしょうか。

 

 まあいずれにせよ、札幌を含めてまだ「ボヤ」で住んでいる地域がこれ以上酷いことにならないなら…それはそれで「とてもツイている」ということなのでしょうから、良いこと。事柄が事柄だけに、そんな「ツキ」に身を任せるのは私だったら嫌ですが。

 みなさま、くれぐれもご自愛下さい。

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